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映画33「ミッドサマー」

言わずと知れたこちらミッドサマー。
暑さも落ち着いたどころか寒いよ!?の日に鑑賞。

小学校もクラス単位の謎の習慣みたいなのあったり
学校単位の謎文化とかあったよね。
私のうっすらした記憶にあるのは
・セーラー服のタイを変な位置で結ぶ
・点描の絵は点が細かければ細かいほど上手
・ジャージの裾は折ってすぼませて、くるぶしが見えるくらいに折る
・黄色い帽子正義。忘れたら犯罪者並みに追及
外の世界から見たら「アホか」なんだけど
子どもの世界は本当に狭く残酷。

今、私が働いている会社も
世俗(笑)と離れて、なんなら法律からも離れて
独自の謎文化を醸成しているので
文化人類学研究気分で働いているわけである(嘘)。

姥捨て山文化も多分ありそうだし
おじろく、おばさ制度(と言っていいのか)
神原村 (長野県) - Wikipedia
のこともある。
交通も良くなって孤立してるわけでもないけど
今も独自文化ってそこらへんに転がってるんだろうなと。

以前、会社の人の同居してる義母さんが亡くなって
ちょっと休みますと会社に連絡したら、同じ市内なのに
社長は「それは大変!」と
紅白水引で「お見舞い」を持って行ったそう。
持ってこられた方は「なんなのこれ!」と困惑。
しかし、後日の話で
社長の住んでる集落では、
「誰かが亡くなったらお見舞いに行ってなくてすみませんということでお通夜の前にお見舞いを急いで持って行く」
ルールがあると聞いて、「へええええええ」とみんなで納得。

ミクロな話にしてしまえば
誰かと交際した時に「常識」が全然違う!みたいなこと。

ところで姥捨て山って実際にあったの?ってググってみたら
「かわいそう」「ひどい」とか結構あって
子だくさんだからと女の子を遊郭に売ってた方がよっぽどでは?
と思っちゃった。
あったかなかったか分からない姥捨て山どころか
遊郭に子ども売ってた方は実際に長く続いたわけだしなあ。

姻戚に「○○の嫁です」と自己紹介されて
ショック死しそうになったのがかれこれ20年前。
こういうことにいちいち引っかからずに
上手に生きていけるのって「如才なく」って言うんだろうなと
思ったのを思い出した。
私にはできない。
羨ましい。

私は、女王になれないのだろう。
花まみれになるのは、棺の中だろう。
そしてその日はそんなに遠くはないのだろう。

おしまい。



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