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ビーツ入りピンク色のちらし寿司

ビーツって知ってる?

ロシアの郷土料理、ボルシチに使われている
深紅の大根。

日本の八百屋(死語ですね)ではまず見かけない
野菜なんですけど、ネットでは割と普通に
販売されてます。

他には冷凍や水煮のビーツもありますね。

初めてビーツを食べた時、な、なんか
泥臭い…?

わたしの料理が下手なの…?

初めてのビーツは冷凍を使ってました。

初めてビーツなのに、自分の家で作った
んじゃなく保育園の給食で使いました。

いい加減な奴ですね…

園児たちの感想も当然イマイチでした。

が。

こんなことにめげるわたしじゃないのよ。

また冷凍ビーツを見つけた時も即購入。

ビーツのあの深紅色がめちゃ体に良いと
言われています。

抗酸化作用があるポリフェノールが豊富で
貧血予防にも良いそう。

子どもには抗酸化作用とか貧血とか
関係ないじゃろって思われそうですが、
今どきの野菜の栄養価はかなり減少していると
言われています。

また家庭でも子どもたちは、ほとんど
野菜を食べていないモヨウ。

給食参観日に野菜をモリモリ食べたり
お替りしている子を見て、保護者さんが
「家では全然野菜食べないんですよ」と
よく言われます。

なので、わたしは家では食べないような
野菜をどんどん給食でも出してるの。

セロリ
パセリ
ラディッシュ
ヤーコン芋
そしてビーツね。

パセリやラディッシュは毎週何かしらの
献立に使ってるし♪

新入園児は4月5月ごろは食べにくそうに
していますが、周りの子がふつ~に食べているのを
見て、「これって食べられるものなんだ」と
理解するのかしらね。

夏ごろには野菜大盛りの給食に慣れてくれてます。

このビーツ入りちらし寿司給食を食べている
様子を見に行き、園児たちに「今日はビーツが
入っているちらし寿司です」と言うと、

「ビーツってこの前スープに入っていたよね」

すごい!
よく覚えていたね!
そうです、ビーツ入りのスープを
一か月ほど前に出してました。

他にも「あっ、これ、俺の好きなやつ」とか
「ビーツっておいしいよね」とか言いながら
食べてくれた子もいました。

ビーツを好きと言いながら食べてくれる子、
日本でもうちの保育園だけかも♡

ちらし寿司と一緒に出したのは
アサリの味噌汁。

アサリも今では養殖がほとんどですが
春から夏が旬です。

3月はまだ旬にはちょっと早いけど
季節ものは先取りするのが、粋。

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↑アサリたちはこの後の運命も知らずに、のんびりと
潮を吹いていてかわいそう・・・

わたしの長女がまだ幼稚園児だった時
月に一度の給食にアサリ汁が出たそうです。

今でこそ、アサリ大好きなわたしですが
当時は元夫があまり好きじゃなかったせいも
あって、家でアサリ料理を出したことが皆無。

幼稚園の給食で初めてアサリと対峙した長女。

怖くて食べられなかったようで、お便りに
「貝がわたしを見てるの…」と言って
食べることができませんでしたと書かれて
いました。

あちゃ~

長女は今でもアサリが嫌いで当然、料理してない。

なので、孫たちもアサリを見たことがないらしい。

しまったなぁ…

そんな思い出があるので、うちの園児たちも
苦手かしら、怖がるかしらと思いながら
給食に出しましたが、ほとんどの子が
「おいしい!」とまったく違和感なく
平氣で食べてくれます。

もしかして、それが普通なん?

うちの長女が怖がりなん?

そんなこんなの保育園で給食を
作る仕事もこの3月で終了。

自由奔放すぎてもう雇えませんと
園長先生から戦力外通告を受けてしまいました~

さて、どうやって今後の仕事を作ろうか。

子どもに関わる仕事はしたいし、だれかの
為に料理をするのが大好きなので、
子ども&料理というキーワードで仕事を
作り出したいなぁ

保母さんの顔色を伺いながらの仕事は
もうやりたくないなぁ






サポートしていただいたら、料理もえろも好き♡と言う人を増やす為に使います~(*^-^*)