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大人の味の大根葉

大根は白い部分より葉っぱの方が栄養素は多いから葉っぱは捨てずに食べましょうとよく言われます。
でも、葉っぱ付きで売ってる大根ってほとんど見かけないのよね。
自然食品店だとたま~に葉っぱ付きが置いてある。
葉っぱが付いていると根っこの栄養分もどんどん葉っぱに吸い取られるしその葉っぱじたいもしなしなになるから、いかにも古い大根を売ってるような感じになり売れない。
だから葉っぱは切り取られるんだって。

でも、葉っぱ付きで葉っぱはしなびてないという画期的な大根を見つけました。
コロンブスの卵とも言えるんだけど、葉っぱを切り落とし、根っこと葉っぱの両方を袋に入れて売ってた😊✨💗

いいアイデアですよね。

スーパーでも自然食品店でもなく、カフェの店先で。
しかもお代はこの箱に入れてね方式。

わたし、この「お代は箱に入れてね」方式が苦手。
というか、みんなちゃんと正しく入れてる?と余計なおせっかいで心配。
特に外人とかが増えてきている昨今、盗む人が多いんじゃないかと勝手に心配してる←人種差別発言だけど、スルーして。分かって書いてるから。

わたしが買う時、ちょうど野菜を並べている人がいてくれたので、「細かいお金がない、おつりがありますか?」と聞くことができて無事に購入できました。

今回の料理はそんなきれいな大根の葉っぱを使っています。

大きめのひらひらした葉っぱは揚げて。
軸や小ぶりの葉っぱは茹でて。
いなり揚げと和えたら、ハイ出来上がり。
いなり揚げの味が濃いので味付けしなくても大丈夫だった。
毎回しつこいくらい書いてるけど、市販のいなり揚げは甘すぎる😑
今回のお揚げさんも自分で煮ています。
でも、いなり寿司用なのでいつものように薄味で煮ていたら、ぼけぼけないなり寿司になっちゃうので、しっかり味は付けてます。
甘さもいつもよりは濃い。
それでも市販いなり揚げのように「お菓子?」と間違うほどの甘さにはしてないです~

大根の葉、パセリ、青じそなどを天ぷらにするとめちゃめちゃおいしいよね!
わたしの料理の腕がひどくて、全てをカリッパリッと揚げることができず、しなしな~もあれば、カリッもあるという状況でしたが😅

油という砂糖と並ぶ魔法の調味料を使ったおかげでほとんど味付けしなくても、わしゃわしゃ食べられる和え物ができました。

緑野菜を子どもが食べてくれない、だからマヨネーズを掛けて食べさせるおうちは多いですよね。
食べないなら食べなくていいのよ。
マヨネーズの味で食べてるだけで緑野菜の味を分かってないんだから。
緑野菜に失礼じゃろ。
子どもにはしっかりご飯を食べさせてあげて。
その時に可能なら、大根葉を茹でてみじん切りにしてちりめんじゃこと一緒に炒めて醤油で味付けしてふりかけを作ってみて。
なんなら砂糖も足して。
油、砂糖、ちりめんじゃこという子どもが好きな材料を使っているから多分ご飯と一緒に食べてくれるんじゃないかなぁ。
確実に食べてくれるようにするには、畑へ一緒に行き、土から大根を引き抜くことです。
「あの時の大根抜き、楽しかったね」と話をしながら一緒に料理すると食べてくれる率はかなり上がります😊✨💗

それでも食べんかったら?
お母さんが喜んで食べたらいいんよ。
「あんたたちみたいにお子ちゃまにはこの大人の味の大根葉の良さがわからないんよね。あ~、かわいそ」って😜


サポートしていただいたら、わたしの志である「子どもの舌を育てるご飯を作る」ことに一層エネルギーを注いでいきたいです♡