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大好きだった人でも、自分から身を引いたって良い

 前回が重めな内容だったので、今日はふんわりしたことを書きます。

 大学生活が始まって一週間が経ちました。授業も今週の月曜から始まって、忙しいけれど充実した毎日を送っています。

 実はこれは大学の食堂で書いています。空きコマの授業なので、人が全然いなくて周りの席はガラガラです。
 ちなみにこの文章は新しく買ってもらったパソコンで打っているのですが、まだタイピングが苦手なのでこれからはその練習も兼ねて、なるべくnoteはパソコンから投稿しようと思います。

夜の葉桜


 突然ですが…みなさんは始業式や入学式など、新しい環境、まだ何も分からない環境に飛び入る時、緊張されますか?
 私は入学式はもちろん、クラス替えのある年なんかは特に緊張してしまって、いつも前日の夜は心臓の大合戦です。全然眠れません。

 人見知りはしないので自分から話しかけるのは得意なのですが、本当の自分を見せるまでに時間がかかるタイプでして、いつも夏休みに入る頃にやっと友達が安定して、クラスや人間関係もゆっくり落ち着いてくる感じでした。

海辺の水鳥


 卒業後の今年の春休み、地方へ飛ぶ友達を空港まで見送ったり、浪人する友達と思いっきり遊んだり、受験から解放されたことでだいぶゆったりと時間を使えました。とてもいい思い出がたくさんできて、受験頑張ってよかったなと心から思います。

 そんな時でも、(ナーバスになるので考えること自体を避けていたのですが)大学に入ってからの人間関係はうまく行くだろうか、遠い通学や大学生活に慣れることができるだろうかと多少の不安はありました。

 でもいつもと違ったのは、『最初は不安だけど、毎回一生大切にしたいと思える友達はできるし、なんだかんだいつもうまく行くよな』と思えたこと。
 高校は三年間毎年クラス替えがあったのですが、毎回素敵な友達ができたし、みんないまだに定期的に会うし、中学の頃も、思い出したく無いことはあっても、今でも馬鹿みたいなことで心から笑える友達はいるし。


 なんだかんだ、私うまくやってこれてるじゃん。


 そう考えたら、すごく気持ちが楽になって、きっと時間はかかっても、大学でも最高の仲間が見つかる、だから全然大丈夫、と思えるようになっていました。

 そう思えたおかげで、入学式の前日も全く緊張せず、当日も楽しみで、入学式前に周りが盛り上がっていたりしても全く焦らず、本当に気持ちが楽でした。


 入学式の前にクラス発表があり、クラス内で自己紹介をしたり、人生初の出席番号一桁に一人嬉しくなったり。
 そのクラスでの席で隣だった女の子が、今とても仲良くしている子です。

 めちゃくちゃ可愛い。

 大きな瞳に、丁寧に巻かれた髪、綺麗に色づいた唇。女子の可愛いを詰め込んだ可愛い子。可愛すぎてヒヨってしまい最初はうまく話せなかったのですが、彼女が自己紹介での私の話に食いついてくれて、好きな音楽のジャンルが同じことが判明。カメラで写真を撮る同じ趣味を持つことが判明。マイナーなバンドをお互い知っていることが判明。気づいたらあっさり殻は破れていました。

 その子と急速に仲良くなり、もう1人音楽の趣味が合う友達が話しかけてきてくれて、今はその3人でよく一緒にいます。

3人で出かけた時に見た夕日


 仲良くなって数週間経った今(ここから追記です)でも、すごい友達を持ってしまった…隣の席ガチャに大当たりしてしまった…(向こうも言ってくれた)と思うことがよくあります。先日も3人で弾丸日帰り旅行してきました。めちゃくちゃ楽しかったです。。。


弾丸旅行の一コマ


 もちろん、入学からまだ一ヶ月。
 この先、嬉しい!楽しい!大好き!だけでは終わらないこともあると思います。
 少し納得できない所や、うまく認められない部分もお互いに出てくるかもしれません。それは今までの経験上、思うことです。
 でも、大学は想像していた何倍も自由で、何倍も大変で、人との関わり方も自分次第。自分がどうなるかも、自分がどう動くかで大きく変わるな、と本当に思います。

 だから、小中学生の時のように小さな世界で窮屈に考える必要は無い。もし今後、心から信用していた人に裏切られたり、嫌な気持ちにさせられたりしたら、そっと距離を置けば良いし、自分からうまく逃げれば良い。
(予定をやんわり断ったり、先延ばしにしたり、なんならLINEをブロックしたっていいと思う!)

 そんなこと考えるなんて…友達は一生物!!夢が無い!と考える人もいるかもしれません。数年前の私も、仲良くなった人は一生大切にしよう、皆仲間〜と考えていたと思います。

 でも、十数年のいろんな経験を通して、視野が一段と広くなって思うのは、人間関係は自分の好きなように変えて良いということ。そんな簡単にいかないかもしれないけど、友達をデトックスすることも時には必要かな、と思います。
 「は?なんや??閻魔様呼ぶぞ?」と思う瞬間があれば、「ううん、彼女は友達だもん…今まではこんなこと無かったし…」と無理に思う必要もないかなぁと。

 もちろんそうやって割り切るのも一つの手だし、賢い。

 それでも私は、中高時代大好きだった人でも、今は距離を置いていたり、なんなら自分からバサっと切ってしまった人もいます。

 でも、数ヶ月後や数年後に久しぶりに会って、また意気投合することがあるかもしれない。逆に、もっと苦手な人になっているかもしれない。でもそれは仕方ない。私もそうであるように、皆少しずつ成長していくから。

 「なんでも話せる友達」にも限度はあると思っていて。「なんでも」=「自分の思っていることを全て話す」では無いとは思います。友達である以上、思いやりは絶対に必要。いくら仲良くなっても、いくらなんでも話せても、相手を傷つける言葉が「なんでも」に含まれてはいけないと思います。

 友達である以前に、私たちは人間で、思っているより傷つくし、弱いから。


 唐突ですが、今大学で仲良くしている2人に、こんな質問をしてみました。
「もし大学を卒業して久しぶりに再会した時、私が怪しい壺を売ってきたらどうする?」

 2人は即答。「え、もう会わない」「すぐ(人間関係を)切るかな。」

 お〜〜と思いました。壺を売れば簡単に切れる人間関係に少し怯えたのか、自分も同じ気持ち!と思ったのかよく分からないのですが、そのぐらいのマインドでいいんだろうな、と思いました。壺を売る話は極端ですが、大切な友達でもじわじわと距離を置いたっていい、信頼していた人でも妥協できないレベルまでいったら、さよならしたっていい。

 そのぐらいのマインドで、一喜一憂しすぎず、楽しくご機嫌でいたいと思う5月の今日この頃です。

 GWも今日で終わりですね!相変わらず話があっちこっち行きましたが、少しでも皆様の気持ちがふわっと軽くなれば嬉しいです。疲れも溜まる頃かと思いますので、みなさんご自愛ください!!

 私も課題をちょっくらやって、早めに寝たいと思います🔖

弾丸旅行の一コマ

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