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ウィーンへ その13

夜に翌日早起きして、建物だけでも観に行こうかとも考えたけど、バタバタになりそうなのでやめて、朝ごはんの前に近くのベルヴェデーレ宮殿の庭園散歩に。

前日にホテルの方に庭園のオープン時間を確認したところ、庭園は6時30分から入場可能でチケットも不要だった。

昨日と同じ光景も時間が違うと影があるせいかなんだか違うように見える気がする。朝8時前、なので人はまばら。ランニングしている人を2、3人ほど見かけたかな。

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ここから奥の方に上宮が見える。

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ホテルの周りを少し歩くと植物園があったけど、開館時間は10時。いつもと違う方向だったので気づかなかった。残念。

ホテルに戻り、朝食を食べに。ところがここで部屋番号がないと言われ!「ない?』って思いっきり日本語が出てしまった。もう一度言い直したらちゃんとあって最後の朝食、無事に食べられて良かった。

部屋に戻り荷造りして、チェックアウト。その場で会計がないのであっけなく終了。立地も居心地もいいホテルだったな。さようなら。

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目の前のRenn通りを渡って少し歩けばRennweg駅(Wien Rennweg Bahnhof)
Googleさんによれば徒歩4分ほど。駅にはエレベーターあり。
ウィーン国際空港駅(Flughafen Wien Bahnhof)までS7の快速電車で約25分。

乗り放題のチケットはウィーン市内のみ有効なので、差額分(空港はウィーン市外)を券売機で購入。写真付きで買い方を乗せてくれるサイトがあり参考にして(ありがとうございます)、券売機で無事に購入できた。2日目に下見はしておいたけど、買えてホッとした。

ホームは地下。

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この駅で分かれるので行き先に注意しないと。

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ベンチに座ってスイスの友人に LINEを送るとGuten Flug(無事着きますように)とメッセージをもらいました。帰国してしまった友人は通常ドイツ語で生活しているので、旅行中困ったことがあったらドイツ語サポートすると言ってくれて。心強かった。ありがとう。

飛行機は12:35なので空港でも時間はあるのでお菓子類のお土産は空港で買おうと決めていて。電車はほぼ定刻通り到着。空いている席に座って空港までしばし車窓を眺めて国際空港に到着。ここにも改札はない。

到着した時と違い、出発ロビーは混んでる。金曜日の午前中だからかな?間違えてオーストリア航空に入りそうになり呼び止められて、 ANAはあっちと教えてもらった。案内の担当の人に日本語で荷物を預けるタイムリミットを聞いてからお土産を買いに行ってスーツケースに入れ、荷物を預けて。

保安検査では多分入れてはいけない物はないかとか言われたような気がしてYesと言って終了。出国のパスポートチェックは入国と同じでEU圏のパスポートと非EUで分かれていた。出国で何か言われることはないと聞いてはいたけれど、終わるまで緊張していたせいか空港では写真撮ってないなぁ。

搭乗まで、免税店で最後のお土産にBioのオーストリア産のハチミツを購入。
ベルヴェデーレのミュージアムショップにハチミツが売っていて?と思ったところ、観光局のサイトにウィーンはミツバチにとって快適な都市とあり。

免税店のハチミツはウィーン産ではないけれど、買ってみようと。レジで英語が聞き取れず、聞き返しもしないでガラスビンをくるむ包装(プラスティック)にお金を払ってしまった。
最終日はスムーズにはいかなかったけど、これもいい思い出にしよう。

帰りの機内は行きと違って席に余裕があり、3席の真ん中が空いていたのでスペースがあって良かった。けど、帰りは寝付けず、映画見るしかなくて疲れた。飛行機内で仕事してる人って凄い。

早朝の雨の羽田空港に定刻通り無事到着。降りてから検査場まで遠い。朝7時前でも羽田空港の国際線は思ったより人が多い。土曜日だからかな?入国のチェックは出国と同じく機械にパスポートを通し、顔認識でチェック。
全てのチェックが終わり、Wifiを返却して、迎えに来てくれた夫と合流。

短いながらも大満足の今回のウィーン。今回の滞在は歴史地区中心で、緑が多く、交通網も発達していて、私はとても居心地が良かった。暮らしてみたいとも思ったり。

でも、自転車レーンに間違って入って歩いて迷惑になったり、トラムとか混んでいると、住んでいる人にとっては常に大勢の観光客がいてどうなんだろう?

行けなかったところもまだまだあるし、音楽を聞いたり、建築や都市構造もよく知らないのでもう少し知識を増やして再訪しよう。ウィーンは19世紀中頃までは城壁に囲まれていて、現在の姿ではなかった。時代の要請により変わっていく。ドイツ語も再開しよう。

今回の旅で私にとってウィーンはまたゆっくり訪れたい場所となった。

今回の旅行記、当初は書くつもりはなかったけれど、でもちょうどいいタイミングで田中 泰延さんの「読みたいことを、書けばいい」という本が刊行されて。そうか、文章は他人ではなく自分が読みたいことを書けばいいんだと教えてもらい、せっかく自分でテーマを持って旅行に行ったのだから後々の自分を楽しませるために書いてみることにしました。

書いたことで旅行が終わってからもその時の気分が楽しめたし、調べることで当時知らなかったことを再度仕入れることができてそれも楽しかった。写真もあったので週に一度のペースで3ヶ月くらいかけてウィーンを二回味わえたな。月日が経って自分がこれを楽しく読めたらなおいいな。
自分に向けて書いたものを読んでくれた方、ありがとうございます。

最後に今回の一人旅を快く了解してくれた夫に感謝を。

追記

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