上司の陰口だから楽しい。同僚の陰口は聞いてて疲れる。


何がこんなに私をぐったりさせているのか考えてみた。

陰口にうんざりしていることは分かっている。

でも自分が言われているわけでもないのに、ここまでぐったりするのはなぜなんだろう。


1人だけがターゲットにされていることが気分が悪い。

その1人がいないところで、みんながいるところでも陰口を言うまでにエスカレートしてる。

もはや陰口じゃない。

いつか自分も同じように言われるかもしれないと思って怖くなるのかな。

いや、もうすでに言われているのかもしれない。


陰口を言う人がいなければ、その人に対して何とも思わなかったであろう若手たちも、その1人をバカにするような発言をするようになっている。

上の人たちも聞いてるはずなのに何も言わない。


能力を「バカにする」のも気分が悪い。



他にも嫌だなと思うことがあるけど、ぐったりしてしまう原因は、陰口の対象が若手だということ。


若手だけで上司の愚痴を言うのはスカッとする。


でも、ある程度経験のある人たちが、自分たちより若手のことをバカにするのは、聞いているだけでだんだん疲れてくる。

陰でこそこそ言うくらいなら、直接本人にアドバイスしてあげたり、手伝ってあげたりしたらいい。


仕事で難しいのって、「人を育てる」ことだと思う。

自分の力がついたら自分より経験の浅い人を見下すなんて明らかに間違ってると思うんだけどね。

逆に恥ずかしい。


ここまで分析すると、少し気が晴れた。


でも、「こいつ、恥ずかしいことしてる」と思えるほどの余裕があればいいけど、その場で陰口を聞いていると、自分がバカにされるのが嫌で、黙っているか、同調してしまう。


今の私は同じく恥ずかしいやつだ。

この波に飲み込まれないようにしよう。







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