見出し画像

2人目妊娠つわりで体重-7kg、重症妊娠悪阻で入院しちゃった話

出産予定日まであと17日。
2人目の妊娠期間はほんとにあっという間だった。
そう、地獄のつわり期間を除いては…!!
というわけで今回は重症妊娠悪阻で入院したつわりの話を書いてみました。


1人目妊娠時のつわりを振り返る

1人目の時は2年かけてつくったシステムの本番リリースと妊娠初期がかぶり誰にも妊娠したことを言えぬまま、毎日通勤ラッシュで出社、帰りはしばしば終電…みたいな日が続き、朝晩は食べられないけど、昼はなぜかガッツリ系が食べたくなり、コンビニかつ丼をエンドレスに食べ…みたいな日々を繰り返して、妊娠6か月くらいでようやく脱つわりした。

症状的には気持ち悪いしおえってなるけど吐きはしないのとよだれつわりくらいだったと思う。それでも、夜寝る前のつわりピーク時間帯は妊娠やめたいってしょっちゅうブツブツ言ってたし、つわり期のしんどさが2人目妊娠のストッパーの1つにもなっていた。
ちなみに、そんな私が2人目妊活に踏み切った話はこちら↓

2人目妊娠時のつわりはコロナとのWコンボ

1人目と2人目でつわり症状って違うしな、と、つわりがないパターンにほんのり期待していたのも束の間…妊娠検査薬で陽性反応が出た頃からばっちりつわり開始。つわりって疲れも関係するのかまず夜がダメになる。夜ご飯が食べられなくなり、朝ごはんが食べられなくなり、子どもの世話も最低限になってきて、でも、あと少しでお盆休み!!寝てられる!!と気合とテレワークで何とか乗り切ろうとする私を襲ったのが、夫が持って帰ってきたコロナだった。夫の症状が出て数日後のお盆休み初日、半ば強引にタクシーで病院に送り出しコロナ陽性が判明。

つわりが本格化していた私は、感染対策も隔離もする余裕がなく、夫が陽性と出た翌日には私も発熱。子どもだけは抜群に元気。夫婦で寝たきり生活、子どもには日がなYouTubeを見せつつ、UberEatsをフル活用して何とかご飯だけは食べさせる一方で自分が口にできるものはアクエリアスのみとなった。ここが前回妊娠時との分岐点になった。食べられないとどんどん動けなくなり、数m先のトイレに行くのでさえ1時間以上かかるし、前回は吐かなかったのに今回は吐いちゃうし。その他、つわり+コロナで細かくカウントすると10個くらい何かしらの症状があった…。しんどすぎて病院に電話しても水分とれていれば大丈夫と言われ、耐えるしかないのか…と思い、そんな生活を2週間ほど続けてしまった。(体調不良時の夫あるあるだと思うのだが、体調悪いとまじで夫は子どもの世話をしない。床を這いつつ泣きながら私が子どもの世話をしていたよ…それもまた地獄…)

救世主「実母」を召喚して即日入院

感染させる可能性のある期間を抜けた我が家に元介護職の実母が来てくれ、体重計に乗ってみたら妊娠前マイナス7キロになっててドン引き、1週間以上ぶりに体を洗ってもらい自分の手足の細さにまたもドン引き…。その頃には次の妊婦健診の日も近くなっていたので少し早めに産院へ。母が代わりに色々説明してくれ、体重10%以上減は「重症妊娠悪阻」との診断がくだり、そのまま今日から総合病院に入院しましょう、となった。ああ、もっと早く体重計っとけば良かったなあ…。

そのままタクシーで移動して総合病院に行き、尿検査でケトン3+が出て、24時間点滴生活がスタート。24時間点滴で1番しんどいのは臨月レベルを超える頻尿が昼夜問わずあること、そして、その影響+慣れない環境かつ動かないゆえに夜満足に寝られないこと…。そして、やっぱり美味しくない病院食…!!でも、点滴をするとぐっとつわりが楽になってきてえづくことも減り吐くことは全くなくなった!!ご飯も少しずつ食べられるようになってきた!シャワーもフラフラになりながらも入れるようになってきた!!少しずつ点滴を減らし、9日間の入院を経て無事退院となった。(言葉足らずであまり心配してくれない夫とのバチバチとかいろいろあったけど、コロナを経て健康維持のために料理に目覚めた夫の変化は予期せぬ副産物!!)

入院~療養期間の子どもと仕事のこと

その間、子どものことをどうしていたかというと、数日は母と夫と子どもの3人生活をして、その後、子どもは夫の計らいで夫の実家に預けることになった。義母が元保育士、実母が元介護士なのほんと最強だな…。出産時もこの最強タッグに頼りまくる予定です、感謝!!!このときのことがあったから出産時もお願いしちゃって大丈夫と思えたのである意味必要なイベントだったのかも…。

そして、仕事はお盆明けから約1か月半休みました。ちゃっかり産休・育休の給付金に影響のないように有給と休職をうまいこと組み合わせて休ませてもらいました。病院の先生が神レベルに優しくて希望の日数で母健連絡カード書きますよ!って言ってくれたので、思い切り休むことができました。退院後は遠方の実家に行きじっくり休養しました。(移動がめちゃくちゃ不安だったけど、JRに車椅子移動をお願いしたおかげで駅員さんと車掌さんがしっかり連携してくれて終始気にかけてくださったり、人生初のグリーン車で揺れが少なく移動できたり、何とかなった!とにかく頼るの大事…)

つわりを軽くするのは水分摂取

今回のつわりで初めて知ったのだけど、つわりの原因はhCGホルモンで、つわりの症状を軽くするのに必要なのはよく水分をとって体内のhCGホルモンを薄めることだそう。だから、妊娠悪阻の場合の有効な治療法は点滴になるとのこと。万が一、次のつわりがあるとすれば、毎日たくさん水を飲むと誓います…。そして、妊娠悪阻は水を飲んでも吐いてしまうレベルで初めて診断がおりるものと思い込んでいたが、体重減少も十分な目安になること、寝たきりなど生活に支障が出ているなら早めに病院に相談に行くことが大事だなってそう思いました。世の妊婦さん、無理せず早めの相談を…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?