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美味しい習慣でキシリトールの効果を

3歳の男の子と、お兄ちゃんの真似っこが大好きな1歳半の男の子
2人の元気いっぱいの男の子のお母さんに聞かれました。
『むし歯にならないって聞いて、キシリトールのタブレットを食べさせているんですが、大丈夫でしょうか?』

砂糖に代わる甘味料として、様々な種類の代用甘味料が利用されていますね。
血糖値を上げない代用甘味料は糖尿病の方に、カロリーが低い代用甘味料はダイエット中の方に、そしてむし歯の原因にならない代用甘味料など。

和食って実は、ヘルシーに見えてお砂糖を使うお料理が多いですよね。以前に中国出身の方が患者さんで見えた時に、日本に来てから初めて虫歯が出来た。日本の食事にはお砂糖がいっぱい入っているね。とおっしゃていました。
薄味、お出汁でヘルシーな食事を心がけてはいますが、たっぷりお醤油に伴って、たっぷりお砂糖のしっかり味の煮物なんて、本当に美味しかったりしますよね。ご飯がすすむ食事も大好きです。

キシリトールが虫歯を防ぐ理由は、ざっくり3つ
①唾液がよく出るようにし、それに伴い唾液による歯を良い状態に戻す作用
②プラーク(細菌のお家)を作らない
③虫歯菌のエサにならず、活動を阻害する

さらに、常用する事で、プラークが歯に付着しにくくなり、歯ブラシでのプラークの除去も容易になりますよ。
私も、矯正中でプラークが付きやすい環境下なのでキシリトールのタブレット愛用しています。
ただ、歯磨きの代わりになるものではないので、もちろん歯磨きファーストです。その補助的にキシリトールを活用してみてください。

むし歯予防効果を十分に発揮させる為には、1日3回程度の摂取を3ヵ月以上続けることが効果的と言われています。注意点は【キシリトール入り】と表示があっても、砂糖が入っていれば先ほどあげた効果はなくなりますので、ご注意ください。あとは一度に大量に摂取するとお腹が緩くなることがあります。

生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内にはむし歯菌はいません。養育するご両親や祖父母から感染します。7・8ヵ月頃に乳歯が生え始める、その3ヵ月前くらいから保護者の方たちがキシリトールを使用されると良いですね。

うちの夫は、このキシリトールタブレットを1袋渡したら、5分足らずで全て食べてしまった事があり、びっくりしたことがあります。(ちなみにお腹は緩くならなかったそうです。)1回3粒ずつは難しそうです。


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