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印象的な映画でした「生きているだけで、愛」

病室では大体読書をしているかNetflix、Amazonprimeで映画鑑賞。


昨日はザッピングしつつ、気になっていた邦画「生きているだけで、愛」を見ました。


数多くあるような、ドラマ的映画だろうと思っていたのだけど

あたしの心にはとても深く浸みました。


ストーリーは、鬱で過眠症の主人公が同棲している彼氏の元カノに連れられ、社会復帰のためにカフェで働きながら自分と向き合うお話。

そのカフェはとてもゆるくてw、遅刻をしても長い間お休みしても決して彼女を見捨てない。

週刊誌の編集をするうだつの上がらない彼氏も、彼女を100%受け入れている。

だんだん社会に出る自信をつけていく主人公だけれど、最後の最後で自分は変われないことに気が付いてしまう。。。


主演の趣里さんの狂気にも満ちた表現力。
菅田将暉さんの言葉では表せない奥深い演技。

脇役の俳優たちの個性的な雰囲気はどれもベスト。


監督が劇作家・小説家の本谷有希子さんだと知って納得。
普通の映画では見られないような、「生」を感じられたから。。。


良い映画に巡り合えてよかったです。

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