はやみねかおるの「文章教室」を読みました
この記事は、おすすめ本 Advent Calendar 2020 3日目の記事です
めんどくさがりなきみのための文章教室、はやみねかおる著。
このタイトル、作者名を見た瞬間、わたしの直感が「これは買いだ!」と叫んだので、キンドルで買って、そのまま読んだ。ほぼ一気読み。その後、初めてのポエムを書いた。
はやみねかおるのことは、青い鳥文庫の「名探偵 夢水清志郎シリーズ」を読んでいたのでもちろん知っている。亜衣、真衣、美衣の三姉妹がとなりの家に引っ越してきた迷探偵の夢水清志郎とさまざまな事件を解決していくシリーズ。小学生のころ、このシリーズに夢中だった!謎解きが終わったあと、事件のフラグを見つけるために読み直したりしたなぁ・・・懐かしい。
この「文章教室」は、はやみねかおるの初めての実用書。児童向けということで、優しい語り口で、挿絵も多く、不思議なねこがでてきたり、中学生の主人公がでてくるけど、そんなの関係なく、文章を書くのが苦手と感じている人みんなに読んでみてほしい。
「文章教室」で紹介されていたトレーニングのひとつに、「200文字の日記を書く」がある。作家の朝井リョウは小学生のころから毎日200字以上の日記を書き続けて作家となったそう。作家にはならなくていいけど、なにか伝えたいと思ったときに、「文章」で伝えられるというスキルは、必須と考えていたので、早速書き始めた。日記を書き始めたのとほぼおなじタイミングで、交換日記をはじめた。交換日記と言っても、2人だけなので、1日おきに日記を書いている。1日おきというのがちょうど良くて、物事を続けるのがニガテなわたしでも、いまだに続けられている。最近、「りさきゃんの文章、情景が伝わってくる」っていう嬉しいコメントももらっちゃったりしている。そして、日記を書き始めてから、文章を書こうと思ったときのハードルがものすごく下がっているのを感じている。
めちゃめちゃめんどくさがりで、でもいい文章は書けるようになりたくて、伝えたい気持ちはいっぱいあるのに、書き始めることができないあなた、ぜひこの本を読んでみてほしい。きっと、文章を書きたくなってくるはず!
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