CoachEdチームの今

チームを育てるリーダーになるためのコーチング習得プログラムCoachEd(コーチェット)が1月22日にリリースしました。

私はCoachEdに2月からジョインしています。チームを育てるリーダーを育てるCoachEd。私の目からみた、CoachEdチームの様子をちょっぴり皆さんにシェアします。

CHROの関わり方と経験学習

CoachEdのCHRO馬締さんの関わりはとても丁寧です。一人一人に丁寧に問いを与え、成長課題を設定してくれる。その問いは「日報」に落とし込んで毎日振り返る問いとして運用しています。私の日報の問いはこんな感じ。

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忙しい1日が終わって、馬締さんの問いに対して丁寧に考える振り返りの時間は一番の学びの時間となっています。

それもそのはず、これは経験学習モデルに即しています。

コルブの経験学習モデルとは、
具体的経験→省察的観察→抽象的概念化→能動的実験→具体的経験・・・
というサイクルを繰り返すことによって、学びを獲得していくもの。

この日報の問いに答えることによって具体的経験を振り返り、省察的に観察して抽象化する(教訓にする)ことができる、つまり次に同じことが起こったときはこの教訓を活かせる(能動的実験)し、それがまた具体的経験になっていくのです。

このことからもまず初めに大事なのは振り返ること、つまり振り返るための『問い』なんですよね。馬締さんは一人一人に対して丁寧に関わるからこそ、その人の成長課題に合った問いを立てることができる。入社1か月の私に対しては上記のような問いですが、CEOの櫻本さんにはリーダーとしての意思決定が求められる場面を振り返らせる問い等を投げかけています。この日報はチーム内で共有し、それをもとに対話が生まれることも。本人の振り返りからチームの活性化までにつながっています。

実際に自分たちで実践し、効果を実感しているからこそ、この日報による振り返りはCoachEdのプログラムにも組み込んでいます。専門のフィードバッカーが、クライアントの振り返りをサポートすることで、スキル・マインド・ナレッジの習得を加速します。

問いがあると人は考えます。逆に言うと、問われると考えずにはいられないのです。考えてほしければその人に合った問いを与えるのが有効だと馬締さんは知っていて、実践している。その関わりができる馬締さんに、私は尊敬の念を抱かずにはいられません。

私も日々悩みながら実践しています。例えばうちの長女に対して…

長女の言動にそのまますぐに反応して叱ったり否定するのではなく、「何が言いたかった?」「本当はどうしたかった?」と自らの気持ちを内省してもらう問いかけを心掛けています。

正直、「夕飯は出されたものをちゃんと食べなさい!」とか「疲れてるならさっさと食べてお風呂入るよ!」とか言いたくなるところなんですが(というか言うこともある)、それはこちらの都合なんですよね。同じ世界を生きているようで、6歳児は6歳児なりの世界を持っている。相手は相手の生きている世界の中でどんなことを考えているのかな?と想像することが問いを出すことなのかなと思います。

6歳でも問われると考えてくれることが多い。そして問いに答えているうちにかんしゃくが落ち着いてくる。そして解決策へと前を向けるんですよね。自分の気持ちを聴いてくれる、問うてくれる人がいるというのはそれだけで安心するのかもしれません。問いには愛が詰まってるんだなぁ、なんて。

私は今、コーチェットでCHROの良質な問いを受けながら、私自らもコーチとして、親として、人間として、自分の家族・友人・同僚・クライアント・社会の人たちに問いを出し、多くの人が楽しく生きるサポートをしたいと、強く想いながら仕事をしています。

CEOの在り方 Beingとは

CoachEdのCEO櫻本さんは、その在り方がその姿勢が多くの人に影響を与えている、そう感じます。それはプロコーチとしての姿勢であり、リーダーとして、人間としての姿勢です。

櫻本さんご本人がどんな人物でありたいのか、それを直接具体的に聞いたことはないのですが、私にとって櫻本さんは、CoachEdが掲げるミッションビジョンを体現している、そんな方です。

■CoachEdのVision
「すべての人が、互いを生かし、育て合う社会をつくる」

例えば、上司が部下の、教師が生徒の、親が子供の、彩り豊かな個性をより輝かせられるように。その成長と成果をともに喜ぶことができるように。
コーチェットは、人が人を生かし育てるために必要な力を、ひとりひとりに合ったやり方で身につけるための場を提供します。

櫻本さんと関わると、生かされ、育てられ、自分の個性を信じることができ、それを輝かせていくことができる。自分と向き合う覚悟ができ、自己基盤が整う。そして今度は周囲の人を生かし育てることができるようになる。これは櫻本さんと関わったことのある方なら実感があると思います。

櫻本さんの何がそうさせているのか、それはやはり在り方、姿勢だと私は思います。

「信じている」という在り方。ご自分の直感や感覚を信じていて、同時に相手のもつ直感や感覚も信じている。人はそれぞれ違う人間だということを前提に、相手は自分で答えを持っていること信じて清潔な距離感を持って接する。まだ見えていない相手の能力を見つけだし、相手がそれを発揮できる力を信じている。

「認めている」という在り方。自分の存在も、相手の存在も深く認めている。いい悪いの評価はせず、ただその存在を認めている。自分や相手、チームの存在が世の中にとって大切な尊い存在であるということを知っていて、認め尊重している。

「率直でオープンである」という在り方。飾らず、守りに入らず、失敗も成功もオープンで、まめに意思疎通をし、誇張しない。おちゃめな面も、苦手なことも笑って共有してくれる。

「意思と覚悟をもつ」という在り方。ビジョンを描き、自らの責任で、自らの意思と覚悟によって日々を進んでいる。全てを信じ、認め、広く率直に前を見据え、意思なる力で一歩一歩を決めていく。

この在り方が自然とあふれ出る今の櫻本さんになるまで、いったいどのくらい傷ついたり苦しんだり失敗を乗り越えたりしてきたのだろう。同時にどれくらいの挑戦や成功、仲間との絆があるのだろうか。今の私には測り知れない櫻本さんのストーリーはこれからも人を勇気づけ、生かし育てていくだろうと思う。そしてこれからのストーリーは私も一緒に作っていければうれしいし、私自身もそんなストーリーを紡いでいきたいと思っています。

櫻本さんの在り方に毎日触れ、私自身の在り方も変容の途中にいます。自分や人(特にうちの娘たち)をジャッジすることは少なくなったし、世の中に対して防衛的ではなくなってきた。信じたい、たとえもし万が一裏切られてもかまわないと思えることが増え、心から自分や人の人生を大切にしたいと思える。cotree/CoachEdに転職しようと勇気を出した自分に感謝の気持ちでいっぱいだし、応援してくれる家族や友人にも感謝の気持ちがわいてくる。これからは家族・友人・同僚・クライアント・そのさらに影響下にある社会の人たち・子供たちにやさしさの輪を広げていけたら。こんなうれしいことはありません。

CoachEdのチーム

今回紹介していないCoachEdのチームメンバーには、頼もしいコーチ・トレーナー・デザイナー・カリキュラム作成のインストラクチュアルデザイナーが揃っていて、これからもメンバーは増えていきます。

「互いが生かし、育てあう社会」の縮図がCoachEdチームにはある。これからもより、個々もチームもパワーアップしていきます!

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