このタイミングで保育園を変えなくて良かった(2)
塚本りさです。
この記事の続きです。
読んでいない方は、先にコチラの記事を読んでもらった方が、話がわりやすいです。
面談の中で保育士さんに、ひとつ質問をしました。
『プロの目から見て、長男にはどのような素質があるように見えますか?』という質問です。
この質問をした理由として、客観的に長男が持つ性質を再確認し、長男の良い部分(本来の才能)を、伸ばすためのヒントにしたいと思ったからです。
今までわたしは、日常的に小さな子どもと接する機会が、ほとんどありませんでした。
また子どもがいる親の立場になった今も、自分の子ども以外と関わる機会がほとんどありません。
保育園の送迎時やマンション内で、同世代の子がいる親御さんとはすれ違ったりしますが、挨拶するくらいです。
同じ境遇の方も、それなりにいらっしゃると思います。
保育士さんよりフィードバックがあった中で、私があまり重要視していなかった素質がありました。
それは、『小さな変化にすぐ気付く』という点でした。
言われてみると、『そういうところね!!』という感じでした。
保育園でも人のことをよく見ているらしく、保育士さんが髪の毛を切った時も、まだ言葉は出てないものの、明らかに気付いている様子だったことも。また、壁紙が変わったら気付くそうです。
長男は初めての料理を、とても慎重に食べるし、初めて行く場所も1人では歩きたがらない。1歳8か月の今もそうです。
私が次男出産前に10㎝以上の髪の毛を切った時、家に知らない人がいると思ったようで、夫にしがみつき、10分以上は大泣きしていました。
私が自分のスマホを見せると、スマホを私のモノだとは認識しているので、やっと私の所に来てくれました。
ただ私は、『これくらいの年齢の子は、コレが当たり前で他の子も一緒なんだろう』と無意識の中で決めつけていたようです。
無意識だから自分でも気づかない。
もちろん、同じような行動をする子はいると思います。
でも同じ状況であっても、全く違う行動をする子もいるんだろうなと、違う選択肢を想像するができた。
女性が髪の毛を切っても、気付かない男性は一定数いるので、そこを気付けるなんて凄いな~(笑)ともなっていました。
この質問をしていなかったら、長男のこの性質に気付くことに、もう少し時間がかかったかもしれない。
まぁ、早ければいいってモンでもないけれど、タイミングよく面談ができて良かったとなりました。
その後に転園の件を、ふたたび夫と話をして、もう1年は今の保育園でお世話になろうという結論になりました。
長男にとって、家庭と保育園の環境の変化が同時なのは、かなり負担になるであろうとの見解、また夫と私にとっても、慣らし保育と新生児のお世話が同時なのも、かなり厳しいとの判断でした。
そして、3月上旬に次男が産まれ、翌月の4月に長男は進級しました。
もう少し続きます。
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