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赤ちゃん連れ飛行機:優先搭乗は『ほぼ不要』 ANA上級会員の目線で話します

塚本りさです。

今回は、小さい赤ちゃん連れ旅では、あるあるなテーマで話をしていきますよ。

私は2017年から現在まで、ANA上級会員のステータスを所有しています。コロちゃん前までは、週一くらいで飛行機には乗っていました。

ですので、上級会員ステータス所有での恩恵ひとつでもある、『優先搭乗』の経験もそれなりにあります。独身時代は、ステータスの恩恵で優先搭乗を利用していました。その辺りとも絡めてお話していきますね。

まず、最初にお伝えしたいことがあって。

・ANA上級会員ステータスによる『優先搭乗』
・2歳以下子連れによる『優先搭乗』(この場合、本当は事前改札と言うんですが、わかりやすく、優先搭乗としています)

どちらの場合であっても、

毎回は優先搭乗が必要ない。場合によっては、デメリットになる。

これが結論です。サービスを提供してくれているんだから、

いつでも利用した方が良い!

そんな事は無いんです。むしろ、

子連れ飛行機の場合だとデメリットの方が多め・・

今まで10回程度の子連れフライトをして、そう結論付けました。では、その理由を詳しく書いていきますね。

飛行機内では動きが制限される

これが一番の理由です。もちろん、何も出来ない訳ではないですよ。

ただ乗り物という限りがある空間であることは、間違いないです。車も同じですよね。できることも沢山あるけれど、出来ることが限られている。

機内のトイレにはオムツ替えの台もあります。ですが、やはり通常の外にあるオムツ替え台や多目的トイレより、機能は劣ります。

慣れれば良いかもしれません。でも子連れ旅が慣れない中では、積極的に利用する必要は無いです。

ミルクのお湯も、お願いすればいただけます。

ですが、CAさんも安全確認業務や他サービスのお仕事もたくさんあり、タイムリーに対応いただけるかはまた別問題です。

ベルト着用中の間は、CAさんも座席に座らないといけないので、動けません。

気流が安定せず、なかなかベルト着用サインも消えない。そんな中でお腹空いたと、赤ちゃんが大泣きしたら、こちらも気持ちが焦ります。

設備はあるけれど、自分だけではどうにもできないことがたくさんある。飛行機内は、まさにその典型的な例です。

だから飛行機に乗る前に、赤ちゃんのことは出来るだけ済ませておく。

この方がとってもラクです。空港は他の施設よりも、ベビールームや多目的トイレが充実しています。

飛行機にいちはやく乗って、赤ちゃんの事を色々とする必要はないんです。ちゃんと、決まった時間までに搭乗できれば良いんですから。

そもそも優先搭乗する余裕が無い(笑)

旅慣れていても、子連れで旅をするのはなかなか大変です。

今までの旅行とは訳が違います。

以前に世界中のあちこちを自由に飛び回る、海外在住の経営者の方から、こんなお話を伺ったことがあります。

『子連れで旅行するようになって、今までの旅行の10倍くらい考えることがある』


その時は、私は独身でパートナーもいなかったのですが、

『子連れで旅行てそんなに大変なんだ・・』と脳裏に焼き付きました。

そして、自分が子どもを連れて旅行をするようになって、

『あの時の言葉ってそういうことだったんだ』と実感が涌いてきました。

先日も、9カ月の息子と2人で母子旅をしました。行きも帰りも空港についてから大変でした。

帰りのフライトは、母に空港まで見送りにきてもらい、時間や余裕もあったハズ。

なのに、飛行機の搭乗が一番最後でした(笑)搭乗ゲートで、色々とお土産を見ていたという事もありましたが。

気付いたら、子連れ優先搭乗は終わっていましたね(笑)。

子どもと2人だと、まぁそんなモンかもしれませんね。

乗る前にたくさん遊ばせて、しっかりお腹も満たしておく。飛行機にのる直前に、搭乗口近くの多目的トイレで新しいオムツに変えて、飛行機に乗る。

子連れで旅行が慣れないうちは、まずはこの流れがラク&鉄板です。

もちろん、機内でミルクや食事をあげる、オムツ替えもできます。

でも、狭く限られた空間なので、なかなか思う通りには出来ません。ベルト着用時間が長くて、自由に動ける時間が短いこともよくあります。

ですので、なるべく機内でしなくても良いように、乗る直前に済ませておくことがベスト。私の場合は、2時間くらいまでのフライトなら、ミルクもオムツ替えもしなくて済むことが多いですよ。



とは言っても、
子連れフライトでも優先搭乗を使用した方が良い場合もあります。

多くの方に通用する例としては、この場合です。

・座席が窓側
・搭乗する飛行機が満席または満席に近い時
・搭乗前の準備が完ぺきに終わり、時間を持て余している

それぞれ、理由を言いますね。

座席が窓側

席が窓側の方が、子供が景色を見て落ち着く。

そんな場合もあるでしょう。同じ列で、先に通路側の方が座っている場合は、その方に座席を離れてもらわないといけません。遅く搭乗すると、その手間が発生します。

搭乗する飛行機が満席または満席に近い時

この場合も、できれば優先搭乗をする方が良いですね。先ほど述べた理由で、窓側席ならなおさらです。

他にもう1つ理由があります。手荷物を座席近くに収納できない場合があるからです。

例をひとつ上げますね。ある時、広島から羽田まで飛行機で移動しました。そしてフライトは満席でした。私は優先搭乗のサービスを利用せず、搭乗時間ギリギリまで、ラウンジでゆっくりしていました。

飛行機に乗って『今日はいつもより混んでるな~』と感じながら、座席近くの収納棚に、スーツケースを収納しようとしました。開けてビックリ、全くスペースがありません。

そして、CAさんに相談しました。私の座席近辺では、やはりスペースがありません。

結果的に、収納できるスペースはあったんですが、最後方のスペースでした。その時、私はほぼ最前席でした。

スーツケースの中には、機内で必要なモノは無かったのですが、飛行機を降りるときに、かなり時間がかかりました。ほとんどのお客さんが降りた後に、自分のスーツケースをとって降りました。

この体験をしてから私は、混雑しているフライトは、優先搭乗サービスを利用するようになりました。

同じことが、赤ちゃん連れのフライトで起こった場合、かなり手間になります。満席に近いフライトは、早めに搭乗しましょう。

搭乗前の準備が完ぺきに終わり、時間を持て余している

これは文字通りそのままです。やることをすべてやり終えたならば、早めに乗って、こどもにも飛行機内の空間に慣れてもらった方が良いでしょう。

赤ちゃん連れ飛行機での優先搭乗は、必ずしも必要無いとお話させてもらいました。また、赤ちゃん連れ旅行情報は、色々とお話しますね。

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追伸:これから初めての子連れ旅をする方は、コチラもご参考にどうぞ!







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