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クラウドファンディング実施1年後の私

1年前、私はクラウドファンディングを実施した。2月からスタートをし、1ヶ月間で24万円を集めることができた。同時まだ19歳だった私は十代最後の目標として、ファンドレイザーとして更なる高みを目指して、アメリカのファンドレイジングカンファレンスに参加するという大きな目標実現のために実施をした。

勢い良くスタートを切り、1ヶ月があっという間に過ぎていく中で、現在では世界中の人が戦っている新型コロナウィルスのニュースが耳に入った。日本では2月の月末からニュースになりはじめ、最後の一押しを頑張るとともにどのように対応していくべきか考えるようになったのを覚えている。クラウドファンディングの実施期間を終え、本当に行くべきなのか否か迷った。4月に入ってから「緊急事態宣言」というものが発令されたため、3月時点ではまだいけるのではないかと思っていた。しかし、日本から他に行く方がキャンセルされたこと、外国人に対する偏見と差別が起こっているという現状、帰国できなくなる可能性など様々なことがあった。多くの人に何度も相談をし、1週間という時間を経て、やはり行かないという結論に至った。

そこから1年間私は何をしていたのか。いろんな変化があった。まずは、大学2年生になり、オンラインでの作業や授業が当たり前になった。その中で大きかったことはいくつかある。実際に現地でAFPを体感したかった私は、2020年度の大会のためにクラウドファンディングを実施したが参加を1年延期することにした。そのため、この一年間で自分がファンドレイジングに関わることができるチャンスを見つけ、過ごしてきたつもりでいる。実際にAFPへの参加経験を持つ方から本を購入し勉強をする期間を設けた。英語はそれなりに話せるが、やはり専門になるとかなり難易度が上がるため、難しいことを実感した。

FRJ2020

イベントとしては、ファンドレイジング日本2020に昨年も参加させていただくことができた。2018年からの参加で3年目となった。特にセッションを持っていたわけではなく、今回はインプットをメインにすることを目標としていたが、社会貢献教育のギャザリングにはメンバーとして参加させていただいた。

オンラインということもあり、自分の時間で見れるものやライブで観れるものなどとても学びの多い時間になった。アメリカのカンファレンスに参加できない分ここでの吸収は大きかった。今回参加できない一年間の間他の方法でのインプットを大切にすることを決めたため、この1週間はとても大切な時間になった。さらに、ギャザリングを開催することで、インプットだけでなく、自分が話すことのできるアウトプットの場にもなった。

母校のクラファン実施

次に大きかったと感じているのは昨年12月末から約2ヶ月間行っていた母校のクラウドファンディングだ。

これは学ぶこともあり、自分の経験としても本当に大きかったと感じている。夏頃からこのクラウドファンディングに向けての話はあり、どのように進めていくのか、いつから行うのかの計画を行っていた。同時に実施への許可や承諾に時間がかかることやその大変さも学んだ。

先輩とともに、私の役割は広報の部分だった。どのように広めていくのか、どのような戦略やイベントを行うのかを基本的に考えることを行っていた。広報の準備、計画、実施。長いようであっという間だった2ヶ月。たくさんの人に応援してもらい、プロで行っている人とは程遠いが、伴走するとはこのようなことなのではないかと感じた大きな経験となった。

AFP2021に向けて

細かい経験や学びまでは全て書くことができなかったが、1年前アメリカに行きたかったけど行かなかったという悔しさから自分のできる範囲で頑張ることができた。そして、昨年参加できなかったAFPは今年、全面オンラインでの実施が確定した。昨年は、実際に現地に行き、その空気、交流の場などを大切にしたいと思い参加を見送ったが、今年は全面オンラインということで、参加することにした。セッションの内容から学べるこち、自分自身の目標にしていたところに、昨年よりも少し成長した自分で参加できるということに意義を見出し、参加したいと考えた。

今月末に実施されるため、5月半ばにしっかりと申し込みが完了した。なのでしっかりと学んできます!という報告。今回の参加にあたってクラウドファンディングという形で多くの方にご支援いただいた。そのため、最後まで私はしっかりと報告をしていきたい。そして参加後にはしっかりと報告書や内容を共有できる形にしていきたい。

経費について

私は今回のクラウドファンディングで24万円を集めることができた。

現段階では、

AFP ICON 2021参加費 ¥95,163
AFP MEMBERSHIP          ¥3,906
AFP参加者からの書籍 ¥1,820
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        計   ¥100,189

今後書籍の購入、参加にあたって必要なものの調達、リターンへの利用などに使っていきたいと考えている。改めてすべてが終了後に報告として共有を徹底していく。

最後に

このように1年間をかけていろんな経験をしてくることができた。2ヶ月前にはついに大学3年生になった。まだまだだが、自分が経験できることには挑戦しつつ、学びも大切にしてきてやっとここまでこれたと思っている。

この報告はクラウドファンディングを支援していただいた方以外にも見える形でnoteでまとめている。それはクラウドファンディングを行う上で、実施者が必ず行うべきことだと考えているからだ。公にしていくことでその責任としっかりと達成したことを見せていくことができる。そしてこれからもこのようにしっかりと報告ができるように頑張っていきたい。
今後とも見守っていただけたら嬉しいです!よろしくお願いします!