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目を見るだけで?

目が笑ってない、とか目は口ほどにものを言う、なんて言葉があるように、目を見ると、何となく分かること、って、ある。

目を見ただけで吸い込まれそうになる
好きな気持ちが溢れてくる

そんな素敵な、形もあれば。


ああ、この人は、私への気持ちは、もうない

そんなことが分かってしまうような、さみしい形も、ある。



もうひとつ、目を見ると、伝わってくることがある。

ああ、こういう目をする男の孤独を、私は知っている、という感覚。

なぜか、この男の孤独を私は知っている、と思える瞬間、がある。


それは、コンビニの駐車場ですれ違っただけの男でも、喫煙所でタバコを吸っているだけの男でも、ふっと、分かったりする。


多分、この男とは、分かり合える。

何ならすぐにでも飲みに行ける、ホテルだって行けるかもしれない。

そんなふうに一瞬思う、男。

何もしないけれど、私は、心の中で、その男に、愛を送る。



同じ瞳

同じ眼差し

世の中が、どんなものに映っているか

たくさんの華やかなものに囲まれた世界で、でも、光の当たらない暗がりに目が向いてしまうこと


多分、私と同じ目をしている男だから、何となく、分かる。

私とおんなじ孤独を見てる、って。

だから私は、見ず知らずのその男に、純粋に、愛を送る。



実際に、目を見なくても、このnoteの文章でも、分かる時がある。

この男は、私と同じ目をしてるんだろうな、って。

だからこういう文章になるのよね
だからこういう写真を撮るのよね、って。


そんな男の書いた文章は、好きだ。

理屈抜きで。

分かる、から。

そんな男が書いた文章を読んで、私はスキボタンを押したり押さなかったり。

でも、読むたびに、心の中で、いつも、愛を送ってる。

幸せになってね、って思ってる。


















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