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気持ちを伝えること

朝目を覚ましたら、次の瞬間にはもう彼のことを考えている。

寝る前も心の中で話しかけて、気持ちを伝えて、時には泣きながら、そうして眠りにつくわけで、だからほとんど起きてる間は頭から離れることがないくらい。

バカみたいだ、って自分でも思う。


でも、誰かが頭に浮かぶのは、相手があなたからの愛を必要としてる時、なんて言われたこともあるから、つまり彼には私の愛が必要なのだと、どんなにLINEで素っ気ない返事をよこしたところで、私からの愛を求めているのだと、そう思って、私は開き直る。

頭から離れることがない、のは仕方ない。

こういうものだ、ということに対する降伏、サレンダー。


今朝はいつもよりすっきり目覚めた。

あ、昨日の夜に、心の中で彼に伝えたことがきちんと彼に伝わった、って分かった。

正確には、それを伝えようと思った私の気持ち、覚悟みたいなもの、が伝わった、って。

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人には誰でも、その人を守護してくれる霊が複数ついていて、それぞれに担当領域みたいなものがあるようだ。

そしてその中には、ツインレイに関することの担当、ツインレイのサポートガイドという存在も、いるらしい。

私のイメージとしては、ツインレイの二人それぞれについている、このサポートガイドがお互いに連絡を取り合っている。

だから、お互いの現状なり、気持ちなり、周りややるべきことへの向き合い方なり、そういうことが全て、お互いのガイドには、分かる。

その上で、今は二人はお互いにどうすべきかとか、をバランスよく采配してくれてるようなイメージ。

もちろん、私たちにはそれぞれ自由意思があるから、どんな選択も行動も、自由にできる。

でも、多分、基本は、このサポートガイドたちに見守られて、もっと言えば、その手のひらの上で、二人の愛は進んでゆくような、そんな、イメージを持っている。


私についていてくれる、サポートガイドは、あんまり、主張しない。
どっちかと言えば気弱で頼りなさげにも思えるタイプ。

でも、私は、このガイドを信頼している。

だから、彼に心の中で何かを伝える時、更に念押しのためにガイドにもお願いすることがある。

彼に伝えて、って。

私の斜め上くらいにいる、そのガイドに向かって、私はそうお願いする。

これまで二回、お願いして、ちゃんと、届けてくれた。

だから、口数は少ないけど、私にとっては、信頼できる、大切な、ガイドだ。


昨日の夜、私は、彼に伝えたいことがあった。

伝えたいことが出てきた、ずっと心の中にあった思いがやっと言葉として出てきた、と言ったほうが適切かもしれない、そんな内容のことだった。

私はまず、いつものように、心の中で、彼に伝えた。


大事なことだから、ガイドからも伝えてもらおうと思って、私はガイドのいる方向を向いて、伝えて、って言った。


そうしたらガイドは

本当にそれでいいの?

って言ってきた。


伝える内容がどうこうとかじゃなくて、それは、自分の口から、きちんと伝えるべきことなんじゃないの?って、ガイドはそう、教えてくれていた。


会って、目を見て、あなたの言葉で、伝えなくちゃ

ガイドからの愛が伝わってきて、私はやっぱり、涙を流す。



好き、とか、愛してる、とか、リアルではお互いそんなことは一度も言ったことはない。

でもほんの少しの二人だけの時間に、二人だけの言葉で、やり取りで、私たちはお互いの思いを信じ合っているはずだった。

それは、夢の中とか、心の中とか、一日中離れてくれない頭の中とか、そういうところで交わした言葉や愛や、とにかくみっともないくらいにさらけ出し合ったお互いの気持ちとか、そういう下地があるから、その上に乗っかっているものだからこそ、ほんのわずかの時間でも言葉でも、信じ合えるのかもしれなかった。


仕事絡みで、会える時間はわずかだから、必ず二人になれる時間があるとも限らないから、だからこそ、二人だけの時間は楽しく、笑っていようとずっと思っていた。

彼に重荷を背負わせたらいけない、ただでさえ忙しい彼に、これ以上、面倒な浮気相手なんてものを背負わせたらいけない、何より、彼の立場や築いてきたものを壊したらいけない、それだけは絶対に避けなければならない。

そう思っていたから、会えた時には、私は、笑って、バカな話をして、ここ一年は特に、それだけだった。


でも、またほんの少し、私は勇気を出して、彼に伝えなくちゃいけないことが、今、ある気がする。

私はこんなふうに思ってるよ、って。

だから、つらくならないで、って。

それだけ、だけど、多分、私たちにとって、大事な、必要な、やり取りなんだろう。











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