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そんな一人のために〜ELLEGARDENのこと

ELLEGARDEN(エルレガーデン)というロックバンドを知ったのは、一、二年前のこと。

NHKで特番をやっていたのを見たのがきっかけ。

洋楽っぽいサウンドに、ストレートな歌詞。

何これ、カッコいい。
もっと早くに知ってたらよかった、って思ったくらい。


番組の中のインタビューで、彼らが語っていたこと。

自分はエキセントリックな性格で、クラスで浮いてた。
音楽と出会って救われたけど。
クラスに一人、二人必ずいるような、そういう奴らと生きていきたい、そいつらみんな集めたらすげーおもしれーんじゃねーかって。

それが、音楽をつくり続ける理由だと。


そうして、

たくさんの人に届けようと思ってつくってない。
むしろ、たった一人でも、その人にとって、一生忘れられないような音楽をつくりたい。

そう思ってやってきた、って。


めちゃくちゃカッコよくないですか?

私も、クラスで浮くような、「そういう奴ら」の一人だったから、だからこそ、彼らの言葉も音楽も響いたんだろうな、って思う。

クラスとか、規則とか、押し付けられたり、狭い場所での人付き合いを息苦しく感じちゃうような、あんまり要領よくこなせないような、そういう奴ら、に向けた、応援。

一緒に生きてこうぜ、的な。

ELLEGARDENの歌はそういう感じ。

そういう奴ら、な人には絶対響くと思う。


でも、クラスの中、そういう奴ら、以外は全部多数派、って、本当に言えるのかな、っても思ったりする。

多数派、の中だって、本当に自分を出せている子ってそんなにいないんじゃないかな、とか、勉強もスポーツもできて、いつもクラスの中心にいるような子だって、人には言えない悩みがあったりするんじゃないかなって。

もしかしたら誰もがみんな、ある意味、そういう奴ら、なのかもしれなくて、だから、彼らの歌は、いろんな人に届いていくのかな、って。


彼らの歌、に限らず、みんなみんなそれぞれに、自分が救われるものと出会って、応援をもらって、そうして、満たされていけばいい、って思う。

そういう奴ら、が集まるだけでも、すげーおもしれーことになる。

だったら、クラスの一人一人が、それぞれに、自分を満たしていくことで、その上で関わり合っていくことで得られるパワーは、さらにさらに大きくなるんじゃないかな。


だから、今、私たちは、まずは自分自身を満たせばいい、と思う。

満たされた人同士が関わると、ごく自然に生きているだけで、お互いにいい影響を及ぼし合える。

本当に調和のとれた世界って多分そういうふうにできてる。

だから、まずは自分自身を愛してあげる、満たしてあげる、のが本当はすごく大事なんだと思う。

そのためにも、自分自身を信頼してあげないといけない。

自分の気持ちにその都度その都度向き合って、何がしたいの?今どんな気持ち?って聞いてあげる。

それに、少しでも応えてあげる、と自分自身が喜ぶ。
それが信頼につながる気がする。

自分の気持ちとの信頼関係をつくる、みたいな感じ。


以前、龍神さまに言われたことがある。
『相手がどうであれ、満たすのは己自身だ』
『信じるのは相手との愛、というよりもまずは己自身だ、分かっておるな?』


自分自身を満たし、信じることで、道は自ずから拓かれる。

自分自身の心を耕すことで、現実は後からついてくる。

どんな現実を望むのであれ、まずは自分自身の心と向き合ってゆくことは大事だ、って思う。









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