ライティングのノウハウをハウツーでどうにかしようとしている愚か者へ
あ、煽るようなタイトルでごめんなさい。実はこの記事、過去の自分に向けて書いています。
これ、私の恩師が言っていたことです。
実は、これを聞いた当初は…
・「心理学が大事なんてことは知ってるよ」
・「でもさ、どうやって活かすのさ」
・「もったいぶらずにノウハウを教えて!」
こんな風に思っていました。恥ずかしながら。
でも、最近になって恩師が私に伝えたかったことが少し分かってきた気がします。
知識があれば、応用できる
例えば、こんな感じにノウハウ(ハウツー)を教えてもらったとします。
SNSの投稿に「これ、すぐ消すわ」の一文を入れる
ブログの訴求文に「今だけ」の一言を追加する
訴求前に「私も使ってるんだけど」と経験を語る
たぶん、これをそのまま実践するだけでも成果は出ると思います。
でもね、これじゃ応用が利かないんですよ。
SNSの投稿で何度も「すぐ消すわ」「明日には消す」「消すから今見て」など「消す消すアピール」をしていたら、、、逆効果ですよね。
ブログの訴求が、どんな商品でも「今だけ安い!」「今だけ値引き」「今だけ送料無料」となっていたら、、、怪しさMAX。
要するに、
なぜ、この一言が人の心を動かすのか?
その心理の背景にある理論は何か?
こういったことを理解していないから、ハウツーだけを学んでも「イタイ訴求」を繰り返しちゃうわけです。
ちょっとだけヒント
以下の一文、数か月前に結構流行りましたよね。
「この投稿、ヤバイからすぐ消すわ」
ただ、いろんな人が使い始めて、もはや「消す消す詐欺」か!?というほど見慣れちゃいました(実際、消さない人も多かったしw)。
みんな「消す」ってワードしか使わないんですから。そりゃ、見慣れちゃいますよね。
でも、文章がうまい人、心理を理解している人の投稿は一味違っていたと思います。
・「チャンスを逃さないで」
・「今読まないと、後悔するかも」
・「とにかく急いで読んで!」
・「出遅れたらチャンスを失います」
・「まだ間に合うから、今すぐ行動しよ!」
こんな感じでいろんな言い回しをして、読者の心にことばを届けていましたよね。
当たり前ですが、「消す」がパワーワードなのではなくて、「今読まないとマズイ」と思わせる『緊急性』を感じさせるのが重要なんです。
ここを誤解していると、いつまでも上手くいきません。
「緊急性」の他にも、「損失回避」「フック」「期待」など文章に活かせる人の心理はたくさんあります。
先日に販売した私のTips記事(https://tips.jp/u/riry/a/writing-skills)を読んでくれた方はぜひ、再度読み返してみてください。
記事の中では「理論」と「例文」、そして実際の応用の仕方を紹介しているので、きっと役立つと思います。
繰り返しになりますが、、、
この一言が、なぜ人の心を動かすのか?
それはどんな理論に基づいているのか?
応用するならどんな使い方があるのか?
こうやってライティングスキルを深めていくと、文章の力で読者に行動してもらうことができるようになりますよ。
過去の私は、でたらめに、自己流に、とにかく書きまくるスタイルを1年間続けました。でも、全然ダメ。成長を感じませんでした。
正しく学び、正しく努力する。
これを意識するだけで、あなたの文章は絶対に成長します。私がそうだったので。
と偉そうにツラツラ書いちゃいましたが、「心理学って楽しいよ!」ってことが伝わったならうれしいです。
もし、「心理学×ライティング」をもう少し理解したいなって人は、以下のnoteもどうぞ。
ワンコインでサクッと楽しみながら学べるミニ講座になっています(https://note.com/riry_/n/n0e8b58179efd)。
ではでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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