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ミニマリスト的思考 ワンイン・ワンアウトを取り入れる

僕はミニマリストではありませんが、ミニマリストの思想や考え方にはとても共感しています。
そのせいもあり、部屋は割とスッキリしていて整理整頓されている方だと思います。

 僕がミニマリストの思想に共感するようになったきっかけとしては、同棲をしだしてから引っ越した部屋が2人暮らしするには手狭だったからです。
部屋の諸々(立地や設備、綺麗さ)などは不満はないのですが、何より収納が少ない&狭く、持ち物を減らさないと部屋が散らかりそうだったからです。

引っ越してから日々断捨離をする上にモノとの付き合い方でミニマリストについて調べたりしてそこでミニマリストの思想に共感していきました。
もともとApple製品が好きなのもあってミニマリストっけは充分に兼ね備えていたと想いますが。

ワンイン・ワンアウト

ミニマリストの思考で一番共感しているのがこの「ワンイン・ワンアウト」です。
「一つ買ったら一つ捨てる」ってやつですね。一買一捨ともいうみたいですが。

この考えの源流はミニマリストの 「一日一捨」だと思いますが、これはそのマイルド版ですね。

一つ買ったら一つ捨てるという至ってシンプルなルールなんですが、これって当たり前にやるべきなんじゃないかなとも思うほど共感しています。

普通に考えればわかるんですけど、どんなに便利なモノ買っても一日24時間なのは変わらないし、部屋は急に大きくなったりしないし、自分の処理能力が飛躍的に上がったりしないので、モノが増え続ければ増えるほど消費できなくなってしまうんですよね。 (ここでいうモノは食品や消耗品ではなく家電や服や趣味のモノ)

出来れば買ったものと同等のサイズだったり金額であることが望ましいですが、最初はとにかく「一個買ったら一個捨てる」を意識して所有物の絶対数を増やさないことが大事です。
もしサイズ感などが釣り合わなかった場合は思い切って2個捨てたりしてみるのもオススメです。

昔とはモノの価値や捨て方が変わった

この思考ができる根拠としてはやはりスマートフォンを筆頭とするデジタル化とフリマアプリの台頭であることは間違いありませんね。

先述した「捨てる」という行為は勿論メルカリなどで売れれば売りますし、デジタル化して代用できるなってモノから捨てる対象になります。

そんなモノ売れるのってモノまで売れちゃうのがメルカリのいいところ。
先日炊飯器を買い替えたのですが、炊飯器本体は傷などで売れなさそうでしたが、電源ケーブルのみ1000円で売れたり(!)するので、捨てる際には何でもメルカリで過去の出品例がないか見てみるのがおすすめです。

昔と違って私物から商品へ、アナログからデジタルへ となるようになりましたね。

私物の全てが商品化できる可能性を含んでるわけですから、昔とはモノの買い方も変わります。
高額な商品もリセールバリューが高ければ、その商品の購入金額は相対的に安く感じるようになったり、モノを買う判断基準も昔とは変わりました。

取捨選択という能力

よく貧乏人の部屋はモノで溢れていてごちゃついていて、お金持ちの家はスッキリしているなんて言われますが、貧乏とお金持ちの間には取捨選択の能力に大きな差があるって事だと思うんですよね。

この取捨選択能力を鍛えるのにワンイン・ワンアウトはピッタリです。

実家の兄がまさに何でも残したがる傾向にあるんですが、すごい貧乏思考ですね。
僕が実家に帰った際に何かを捨てようとすると決まって出てくるのが「いつか使うかもしれないから」

この「いつか使う」っていう決り文句を言うモノって98%使わないんですよね。
その対象が何万円もする代物ならわからんでもないですが、大抵は割とすぐ買い直せる程度のモノなのがまさに。
保有はコストっていう考えが欠落してる悪い例ですね。

節約=我慢が心も貧乏にする

モノの取捨選択が下手な人の特徴として、節約は我慢してモノを長持ちさせて出費を抑えるって思考が強い人が多い傾向にあると思っています。

まぁもちろん出費を抑えるのは節約の基本だとは思うのですが、我慢してまで使ったりして気分や作業効率が上がらなかったり、いつまでも古い思考や生活様式から抜け出せなくなっていたり。
貧乏な心になってしまいますからね。

携帯料金などの固定費を見直したり、不要なモノを売ってモノをお金に換えるほうがよっぽど効率のいい節約です。

モノとの付き合い方を見直すキッカケに

このワンイン・ワンアウトを勧める最大の理由として、いま一度モノとの付き合い方を見直すキッカケになればいいなと思っています。

言うて僕も引っ越すまでは今ほどモノを捨てれてなかったですが、最近は自分の中で何が大事で何を重視してるのか、自分の思想も整理できるようになりました。

ぜひ、次の買い物をキッカケに小さいモノからワンイン・ワンアウト実践してみて下さい。



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