ゲーミングデバイス論 ~メーカー編~
※このnoteはRiruRiruの個人的な意見です。
①Razer
このnoteを書いている2021年7月6日現在、Razer一択といっても良い。
topにある写真は2018年にぼくが初めて使い始めたRazerのゲーミングデバイスなのだが、当時のRazerは「物はいいけど価格もいい」といった印象が強かった。しかし、近年では価格を抑えつつもより良い品質でデバイスを買える、非常にコストパフォーマンスが高いメーカーだ。制御ソフトも分かりやすく安定した動作で非常に使いやすい。1つだけ難点があるとするならば、この制御ソフトがオーバーウォッチというゲームとの相性が悪いのか起動ができないという不具合があったことくらいだ。オーバーウォッチをやりこみたい人以外にはおすすめのメーカーだ。
②Logicool
ゲーミングデバイスと言えばLogicoolを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。Logicoolのデバイスは癖が少なく万人に使いやすくデザインされているものが多い。デザインもスタイリッシュにまとめられており「ゲーミングデバイスっぽさ」が苦手な人にも人気だ。プロでの使用率も非常に高いメーカーだが、もしぼくがデバイスについて聞かれた時にLogicoolは初心者以外にはおすすめしないだろう。制御ソフトがインストールの時点で安定せず、ソフトウェア自体の操作性も悪くバグも多い。原因もはっきりとしないため、楽しくゲームをしたいのに余計なストレスが溜まってしまう場面も多い。また、万人に使いやすくデザインされているが故に「使えなくはないが微妙にしっくりこない」という事態にもなるだろう。とはいえ製品の質やサポートに関しては申し分ないので、ある程度自分のスタイルを見つけたら次はぜひ別のメーカーも試してみてほしい。
③HyperX
ヘッドセットで有名なHyperX。ヘッドセットは値段に見合わないほどゲーム音は聞こえやすく、ヘッドセット特有の締め付け感も程よくある。それでいて長時間使用していても痛くなったりはしなかった。その他のデバイスに関しては突出したメリットはないがどれも使いやすく癖が少ない。制御ソフトも安定して使用でき、珍しい特徴もない。ゲーミングデバイスとしては価格が控えめだが製品としての質はいいので入門から上級者まで幅広い層で使えるだろう。注意点としてはバーチャル7.1chサラウンドサウンドという機能はあまり実用的ではないため、機能をオフにして使用しよう。
④CORSAIR
CORSAIRはキーボードが人気のメーカーだ。しかし、CORSAIRは今まで使用してきたどのメーカーよりも制御ソフトが安定して動作し、とても分かりやすく作られている。CORSAIRは銀軸というゲームに有利な特徴を持ったK65という製品が人気だったが、今となっては銀軸のキーボードは他にもたくさん出てきたので無理にCORSAIRを選ぶ必要はない。そして、キーボードのフォントが少し特徴的なので好みが分かれるところ。制御ソフト以外にも気に入る点があれば購入を検討してみよう。
⑤ROG
良くも悪くもゲーミングデバイス感たっぷりのメーカー。スティックの付いたマウスやイヤーパッドが三角のヘッドセットもあって癖も強い。刺さる人には刺さる革新的な製品を生み出しているのだが、制御ソフトであるArmoury Crateが非常に使いにくい。これまたインストール段階でたくさんの問題が発生し、デバイスを認識しなくなったり急にマウスのDPIを変えられてしまったり酷いバグが多い。そして、通常のアンインストールだとプログラムが残って動き続けるといったお土産まで頂ける。マクロやライティングにこだわらない人は制御ソフトをインストールせずに使ってもいいが、こだわりがなければ別メーカーの製品をおすすめする。
⑥その他有名メーカー
SteelSeriesやROCCATなどは触れた製品が少ないので今回は記載無し。ただ、強く興味をそそる製品は今のところない。
⑦その他マイナーメーカー
マイナーメーカーはレビューが少なかったり、店頭で握ったりすることができないことが多いのである程度ゲーミングデバイスについて慣れてからの購入をおすすめする。
以上。あくまでも参考程度にしてほしい。
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