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就職活動支援記録その11

前回、書いたように新型コロナの影響で1ヵ月程度、就職活動支援もお休みしていました。

ですが、こんな状況に少しでもお手伝いを再開したいと思い、リモート対応という形で復活をしましたので、また少しづつ書いていきたいと思います。

今回の方は、医療・福祉といった業界に興味を持って選考に進んでいたが、
不安になってしまったというお悩みを持つ男性でした。
元々経営学部であり、特に医療や福祉系を専攻されていたわけではないものの、自己分析の中で「人の役に立ちたい」という軸があり、就職カウンセラーに進められるまま、医療・福祉業界をまわっていたところ、やっぱり違うのではないか、と思い始めたそうです。

こういうことありますよね。1度見つけたと思った「軸」が違うのではないか?という不安、、、とても良くわかります。

よくよくお話を聞いていると、人の命や健康といったかけがえのない価値に貢献できることはとてもやりがいを感じるし、大きな感謝もしてもらえそうでワクワクするが、やはり責任も伴うし、激務や薄給と言われている業界でもあるため、そこが気になったそうです。

また、そういった不安を別の就職カウンセラーの方に相談をすると、「やりたいことを目指すならば、激務や薄給はある程度仕方がない」と言われてしまい、「え?悪い環境に飛び込んでまで、やりたいことなのか?」と、さらに不安になってしまい、自己分析が振り出しになってしまったとのことです。
その就職カウンセラーの方には、2、3言いたいこともあるのですが、当初の自己分析でせっかく出てきた「人の役に立ちたい」というキーワードを広げきることができず、志望を考える上での視点が狭くなってしまったことが、どうやら今回のポイントのようです。

「人の役に立ちたい」
⇒「人の命や健康といったかけがえのない価値に貢献したい」
⇒「医療・福祉業界」

という流れは全く王道ですが、
そこで「人の命や検討」「かけがえのない価値」といった時に、他にもないだろうか?と選択肢を広げて考えることも重要であると思います。

例えば、お薬(製薬MR)や医療器具(タニタ)等も人の命や健康に関連しますし、人生で1度しかないような大きなイベントであるハウスメーカーやブライダル業界だって、かけがえのない価値に当たるかもしれません。

自己分析で出てきた大切なキーワードは多面的に使う、
これはけっこう有効な考え方になると思います。

今回は私も慣れないオンラインでしたが、その後、良い評価を頂けてほっとしています。

こういった時期だからこそ、コロナに負けずに我々もがんばっていけると良いですね。

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