2020.02.15 道に迷う

もう3度ほど行ったことのある、しかも行き方もごく単純な場所なのに、なぜか道に迷ってしまった。5分ほど遅れそうです…と待ち合わせの相手に連絡を入れる。

昔から道を覚えるのがとても苦手で、GPSで自分の位置を確認できるGoogleマップのお陰でなんとか生き延びているところがある。

道に迷っている時は、「どうしよう」とひたすら焦る気持ちと、焦ってる自分を「またなのか、馬鹿だなあ」と俯瞰する冷静な気持ちが同居して、不思議な感覚に陥る。正しい道を探しながら急ぐ足も、なんだかあまり歩いている実感を伴わない。
焦りからの冷や汗なのか、急いだことによる暑さからの汗なのか、わからないけれどこめかみのあたりにうっすらにじみ出てくる汗だけが、やたらとリアルだ。

なんとか5分以内の遅れで待ち合わせ場所にたどり着く。相手は「どうすればここまで来る道で迷えるの?」と呆れていた。

#日記 #エッセイ

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