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出川イングリッシュの威力を体験した時の話


⚪︎5秒自己紹介

新卒1年目でメガベンチャーを辞め、新たな夢を追うための準備期間として、メルボルン🇦🇺にワーキングホリデーに来ている23歳女。人生初の海外移住と初オセアニア上陸で毎日脳内が沸騰しているが、その湯気をどうにか日本にも届けたいと考え、Noteに発散中。

⚪︎今日のテーマ

「出川イングリッシュでもいけますか?」


個人的に好きな出川イングリッシュ

英語を学習したことのある全日本人+イッテQで育ってきた私と同じ世代なら確実に知っているだろう。

出川イングリッシュ

え?なにそれっていう人のために解説も乗せておく。

出川イングリッシュ(でがわいんぐりっしゅ)は日本テレビ系列で放送されている『世界の果てまでイッテQ!』の企画である「出川哲朗はじめてのおつかい」の中でお笑いタレント出川哲朗が話す、日本語英語を織り交ぜた片言英語のことである[1]

Wikipedia 参照

(少し意味を拡張させておくと)英会話能力が低い人が、英語でコミュニケーションをとる際に、数少ないボキャブラリーを駆使して何か表現していること自体を指す。

また、普段の会話の中に「出川イングリッシュ」が登場する時は、それ自体を少しバカにしたような感じで表現されることが多いように感じる。

私も可能な限り、超流暢にしかも文法に関して間違いのない英語を話したいなと思って、日々学習中であるが、そんな私が最近バイト中に発した最強の「出川イングリッシュ」があったので、ここに残しておこうと思う。


最近あった渾身の出川イングリッシュは、

NO Yellow

うん。なんのことだかさっぱりだと思うが、
この時点でなにを伝えたかったのかわかったら、あなたは超能力者だ。

でも指でメニュー名「スクランブルエッグ」を指しながらなら、どうだろうか・・・?もちろん、わからなくて大丈夫、テストには絶対に出ない。

そう!これは、「(卵の黄身抜き)白身だけのスクランブルエッグ」のオーダーである。

細かく解説すると、スクランブルエッグの黄身抜きのオーダーが入り、York(卵の黄身)が頭の奥底から出てこず、どうしても要望をシェフに伝えたくて、No Yellowと伝えたみたいだ。

後から振り返ってみて、非常に恥ずかしかったし、文法、語彙力のかけらもないが、なんとこの英語も無事シェフに伝わり、真っ白いスクランブルエッグがカウンターから出た時は、思わず、小さくガッツポーズしてた。(そもそも白身だけのスクランブルエッグって美味しいんかは知らんけど・・・)


今回の気づきは、出川イングリッシュでも海外でやっていけるとか、英語ができなくてもどうにかなるとかそういうことではなくて、伝えるための努力と意味を汲み取る側の努力の両方の重要性についてだ。

正直、頭で「白身のみスクランブルエッグ」ってわかっているのに、正確にシェフに伝えられなかったらどうしよう・・・という不安があったのは事実。

でもNo Yellowと言ったときに、シェフが、"Scrambled eggs without York?"と聞き返してくれてオーダーが正確に通った。

これは、私が頭の中で、どうしたら伝わるかを考えて伝えた+正確ではない意味をどうにか汲み取ろうとしてくれたシェフの心遣いが合わさって最終的に、良い結果が出たのである。

というのも、日本人って海外の人に道を聞かれた時に、「あのすみません。英語できないんでごめんなさい。」とどっかいってしまう人多い気がして。

もちろん、人にはいろんな都合があるだろうし、時間的に本当に助けられない場合もあるが、もし次そんな人がいたら、少し頑張って意味を汲み取ろうとしてくれるだけで、こんなにも気持ちの面で救われるのかということを知ってほしいな・・・と自身の救われた経験を通して思った、今日この頃の話だった。

(番外編)あまりにも印象的な事件の記念として自分の家で「白身のスクランブルエッグ」作ってみたけど、なんか色は白じゃないし、いつもよりも固いし(熱の入れ加減の問題?)全然美味しくなくて、最後はもう一回普通のスクランブルエッグを上から被せて混ぜて食べたよって話も付け加えておこう。

⚪︎最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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