駆け出しデザイナーの備忘録#15〜初めてのアプリ制作:企画段階〜
3秒自己紹介
最近、ものづくり・ことづくりの楽しさにドップリ浸かっている、23歳女です。ものづくり・ことづくりを通して、人の感情に寄り添うことができるサービスを提供をするのが夢です。
現状報告
★UIUXデザイナーとして1人前になるまでのロードマップ
ツールに慣れる(XD/Figma/Photoshop/illustration)
デザインについての基礎を本・インターネット・デザインサイトからインプットする
UIトレースで手を動かしながら、インプットする
リデザイン・架空のサービスのデザインを行う
案件を請け負う
※2・3・4はスキル向上のため、ランダムに繰り返し行う。
★今日のタスク
・アプリの【企画】の練り直し
学びまとめ
➊本当に必要とされているものってなんなの「ニーズの把握」
1つ前の記事で、子育てをしている親の健康を保つことを目的とした運動不足解消アプリを制作しようとしておりました。
健康になるためには、「やはり運動が大事!」
でも時間が取れない+モチベーション維持が難しい育児中の親にも優しい、普段の移動時間のカロリー消費でポイントが貯まるようなエクササイズ系のアプリを作る予定でした。
そしてある程度、案がまとまった時点で実際のユーザーに近い友人にフィードバックをもらってみると・・・
「正直、本当に時間ないし、運動しなくても家事で手一杯」
「子供のためなら頑張れるけど、自分のために頑張っている暇がない」
「逆に疲れすぎて、ストレス溜まりそう」
との意見がたくさん。すなわち、ニーズとズレている。
この時点で「健康のための運動に対するニーズが、育児中の親にはそれほどなかった」ということに気づき、(非常に遅かったですが)1から考え直すことにしました。
今日の学び1:現状把握が甘いと見当違いのニーズに対するサービスになり、誰も得しないこと。
まず、子育ての中で母親や父親の「健康」を害している原因はなんだったのかを自分自身で調査することにしました。調査方法はインタビューで、自身の母や現在子育てをしている親数人に子供を育てる経験を通して3つの観点で質問をしてみました。
子育てを通して大変だったこと
大変だった中で助けになったもの
もっとこんな風だったらよかったのにと感じたもの
自身の母や、その他子供を持っている友人へのインタビューを通して、「健康」の中でも身体的な健康はもちろんのこと、精神的な部分での健康の維持が難しいことに気づきました。
また、精神的な健康が維持しにくい原因として、
・育児の負担による体力的限界(夜泣きが酷く親が寝れない)
→体がやられているから心もやられる。
・何か起こった時の対処法がわからないことによる焦り(子供が病気になった時、何か体に異変が起きた時にどうすればいいかわからない)
・育児による社会的な人との繋がりの減少から感じる孤独感(言葉が通じない子供の相手をずっとしていると閉鎖感を感じる)
・漠然とした子育てに対する不安
などが大きな原因としてピックアップできました。
❷言葉を深めることの需要性
ここからは、原因の言葉の関係性を整理した上で、どう解決できるかを考えてみました。具体的には、➊言葉の定義を洗い出す❷解決方法の書き出し❸解決方法のカテゴライズ という順序で進めていきました。
すると、「自分以外の人が関わることで改善方向に向かう:人軸」「外部から情報を得ることで改善方向に向かう:情報軸」の2軸が今回のキーポイントになってくることが整理できました。
人と情報の2つを掛け合わせてできるもの・・・あ、育児イベントなんてどうだろう・・・?と思い、最終的にアプリのユーザーのペルソナと目的を5W1Hで定義してみるとんな感じになりました。
この5W1Hを定めるまではどんなアプリにしようかと非常にモヤモヤしていたのですが、現在はアプリの輪郭がある程度見えるようになってきました。
この結果を出せたのは、ユーザーのインタビューで拾ったキーワードの定義を1つ1つ見直したり、関係性を把握した結果で、言葉を深めることの重要性を学びました。
今回は一旦ここまでとし、ここからはいよいよデザインに入っていきます!企画段階で回り道をしている状況で後が思いやられますが・・・最後まで走り抜きたいと思います。ぜひ応援していただけますと幸いです。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ぜひコメントやDMいただけますと本当に嬉しいです。
また一緒に鼓舞しあえる仲間も募集してます!
一緒に何かものづくりしたい方!
ちょっとしたハッカソン出てみたい、仲間募集中の方?!
死ぬ気で努力できるデザイナー求むって思っている方!(採用担当者)
是非、ご連絡いただければと思います><
引き続き、よろしくお願いします。
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