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今からの時代に必要だと感じる「ニューコードNLP」について①

コロナが終息した後を、敏感に感じ取っている人々は次への準備を始めています。私は、「ニューコードNLP」は、役立つと確信しています。そこで今、学んでいるニューコードNLPについてお話したいと思います。

〇「ニューコードNLP」が生まれた経緯について

NLPの起源は、1970年代始めに二人の男性「ジョン・グリンダー」と「リチャード・バンドラー」が天才たちの言動と言語パターンに魅せられ、そのパターンを再現し、人々に教えたいという強い思いを共有したことから始まります。天才たちのパターンを再現しコード化するためにグリンダーとバンドラーが採用したプロセスは、モデリングです。

オリジナルのNLPでは、三人の天才たちがモデリング・プロジェクトの対象になりました。その三人とは、フリッツ・パールズ、ヴァージニア・サティア、ミルトン・エリクソンです。彼らは、それぞれの得意分野で並外れた結果を出していました。彼ら天才たちは、グリンダーとバンドラーに自分たちの言動について何ら意識的に表現はしませんでした。(パールズはグリンダーとバンドラーが出会って仕事を始めた時には、すでにこの世にいなかったのです)

この天才たちの専門分野についての知識をほとんど持ち合わせないまま、グリンダーとバンドラーは2年をかけて天才たちの言動の核心部分を明らかにするため、それこそ病的ともいえる熱意で取り組みました。グリンダーとバンドラーは、天才のパターンを学習しました。

NLPの共同開発者たちは、モデリングによって天才たちの暗黙のスキルを明らかにしたのです。そのようにして、NLPが誕生しました。

1975年、グリンダーとバンドラーは 「魔術の構造 I、II」 で、最初の二つのNLPモデルを初めて世界に発表しました。著名な出版社 "Science and Behaviour Books Inc" がマップにNLPを載せたことで、NLPという新しい分野への関心は瞬く間に広まりました。

NLPは卓越性のモデリングの手段としてスタートし、NLPモデルのトレーニングを受けた人々が、それぞれのスキルをビジネスあるいは個人的な利益のために適用しています。

その後、グリンダーとバンドラ―は袂を分けることになります。

グリンダーはこの分野を繁栄させるには、「帰納法的ワーク、すなわち『新しいモデルを創造する』」ことの必要性を説き、カルメン・ボスティックとジョン・グリンダー、そして多くの同僚(例えば、英国NLPアカデミーのマイケル・キャロル)などと「ニューコードNLP」(NCNLP)を進めています。

超簡単にまとめてしまいましたが、私が、ニューコードNLPを学ぶ理由は、「西洋的な思考」と「日本的な思考」の差異を探り、知ることがこれからの日本に繁栄に役立つと考えたからです。


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