自分らしく生きられない

「noteは読む専門」だった私が記事を書くことになったきっかけは、自分の心がピンチにおちいったことです。

精神科領域で専門家として働いている私が、自分の心がピンチにおちいった時に何を感じ、どういう風に行動し、どんな風に周りに助けてもらったかということを記録しておくことが何かの役に立ちそうな気がする。それがこのnoteの動機です。

どんな病気でもそうですが、早期発見、早期治療が大切です。それは言い換えれば「自分と上手に付き合う」ということなんですね。でも(私もそうですが)自分のことは他人ほどには分からないし、自分のことは後回しにしてしまうんですよね。

だけど、どんなに大切な人ができたとしても、自分以上に大事にしたい人がいたとしても、生まれてから死ぬまで一番付き合いが長いのは外ならぬ“自分自身”であり、その自分を大事にし、健やかでいることができなければ周りの人を大事にすることもできないんですよね。

私は立場上、患者さんのことを書くことはできませんが、自分自身に起きた異変や自分の治療経過については書くことができます。それと合わせて、医療現場でよく使っているWRAP(wellness recovery action plan)というツールもご紹介出来たらいいなと考えています。

話の内容によっては、一部有料の記事になるかもしれませんが、ぼちぼち更新していきますので、長い目で、温かい目で見ていただけるとありがたいです。

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