フリーランス1年生が最初にぶつかった壁

フリーランスという新しい働き方になり、
かれこれ1年半。

マインドセットや人との繋がり、
自分を偽らない大切さや仕事の仕方などなど。
本当にたくさんのことを学びました。

教科書には書いていないこと。
本屋に売っている本を読むだけでは身に付かなかったこと。
人に聞くだけじゃ、理解できなかったこと。

正直、たくさんあります。

というわけで、忘れないうちに。

今後、仕事がうまくいってるときも、いっていないときも。スキルがどんどん上がって、一人前になってからも。

「最初はこんなだったよ〜🐥」と、
いつでも原点に戻ってこれるように
備忘録としてまとめていこうと思います。



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最初から生々しい話になってしまいますが。笑
まず初めにフリーランスになってぶつかった壁は、
「報酬の交渉」です。

なぜなら、自分で報酬の交渉をする経験って、
これまでほとんどなかったからです。
新卒のときも、中途のときも、
お給料などは基本、会社やエージェントの人が
勝手に決めてくれてました。

初めての経験。しかも、交渉。
そして相手は、会社の社長とか代表レベル。
そして内容はセンシティブなお金の話......。

控えめに言って、とても緊張します。
前日とか、本当に心臓バクバクですw

だけど、やらなければならない...。

そこで、わたしが初期から
これだけは!と思って頑張っていたことは


・自分がたくさんのエネルギーを注ぎたいと思える仕事。かける時間とエネルギーに見合う報酬はどれくらいだろう?
・未経験とか関係なく、どれくらいなら満足できるだろう?

ということを、まずは自分でちゃんと考えることです。


「スキルがない私がお金もらっていいのだろうか...」
「これくらいの金額が妥当だよね...」
「相手が提示した金額にした方がいいかな...」

突如、頭の中で鳴り響くこんな言葉たちに
飲み込まれそうになったことが何度もあります。

だけど、全然納得していない金額で契約したとしても結局、あとから不満が出る。
そして、我慢が重なるといつか噴火......
なんて未来だけは、しっかりと目に見えていたので
このネガティブな考えに押しつぶされないように、必死でしたw

健康的に、心地よい気持ちで仕事に向き合うためには、どれくらいだろう?

そうやって、何度も自分自身と対話をして答えを導き出します。




そして、自分の中で答えが出たあと、
次に頑張ることは、クライアントさんとの交渉です。

交渉のときは、以下のことを強く意識していました。

・自分を過小評価も過大評価もしない
・そのままの自分の状況(スキル・経験とか)を、素直に伝える
・金額の要望をしっかり伝える
・伝えるけど、一方的に「この金額がいいです!」みたいな雑な言い方は絶対しない
・「こういう想いがあってこの仕事したくて、、そのためにはこれくらいの時間とエネルギーを使いたく、となると、これくらいの給与をいただけるととても嬉しいです☺︎」っていう感じで、その金額である背景とか自分の想いをセットで伝える
・お互いwin-winでいられるように、相手の意向も受け止める
・その上で、お互いが気持ちよく仕事できる妥協点を一緒に話し合う

もちろん全て出来ないときもありましたが、なるべくできるように努力していました。


特に意識していたのは『伝え方の部分』。
やっぱり、急にバンっ!!!と要望伝えられても
相手びっくりしちゃうと思うので。笑

力いれすぎないように、柔らかく、
いつもの自分でいられるように心がけていました☺︎


これまで何度かクライアントさんとこのやり取りをしているけど、みなさん快く応じてくれます。

こっちの気持ちを誠実にちゃんと伝えれば
相手は誠実に答えてくれる。

綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、
実際のところ、本当にそうでした。


中には、金銭面がルーズだったり、
あきらかに仕事と金額が見合っていない契約を結んでくるクライアントさんがいるという話を聞くことがよくありますが.......

こっちが誠実に対応しているのに
雑だったり、自分を尊重してくれなかったりするならその人は一緒に仕事しない方がいい人。
もはや、こっちからすぐに立ち去ろう。


っていうスタンスでいることで、
これまで一度もそんな人に出会ったことはありません。

ちゃんとお互い話し合えるし、理解してくださるし、
とても誠実に対応してくださる人ばかりでした。


そうなると、
いつも誠実に対応してもらってるから、私も誠実に!
原稿提出早い方がきっと助かるよね!早めに出せるように頑張ろう!
みたいなマインドに自然となっていくんです。
まさに、好循環!



と、ここまで交渉をする前のマインドや、
実際に相手と話すときに意識することなど色々と書いてきましたが、
「自分の要望が通らないこともある」ということだけは、ちゃんと心に留めておくようにしています。

当たり前かもしれませんが、どんなに
「自分の気持ちはこれだ!」
「これだったら、気持ちよく仕事ができる!」
と相手に伝えても、相手にも事情があります。
自分の要望が100%通らない場合だって、普通にあります。

恋愛だって、自分の想いを告白したからといって
相手と付き合えるかは、また別の話ですもんね!それと一緒です。


でも、不思議なことに
「金額の要望や自分の気持ちをちゃんと伝える」ことさえできれば、
正直、そのあとの結果は、そんなに気にならなくなるんです。

萎縮して、自分に我慢させることも簡単にできる状況で、自分を過小評価もせず、本当の気持ちを嘘偽りなく相手に真っ直ぐに伝えられただけで、はなまる!💮💮💮

と、謎に吹っ切れます。


それに、ゴールは自分の要望を押しつけることじゃなくて、あくまでも、お互い気持ちよく仕事できること。

自分の要望が100通らなかったとしても80とか、70とか。ちゃんと相手と話し合って、お互いの妥協点を見つける方が、よっぽど大切だと思ってます。




今でもやっぱりセンシティブなお金の話はしづらいし、緊張するけど「お互い気持ちよく仕事するために」今日書いたことはこれからも意識していこうと思います。


というわけで、フリーランスになってから最初にぶつかった壁について書いてみました。

他にも、失敗から得たこと、仕事の処世術、人との繋がりの大切さ、ライターとして学んだことなどなど。

定期的にゆるゆると書いていこうと思います☺︎

それでは、また次回!

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