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わたしのなかのひとり (エッセイとつぶやき)

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2015年1月の記事一覧

推敲といふ崇高な行為

推敲といふ崇高な行為

今思えば、推敲なしで詩を書いていたとは、なんと無謀なわたしであったことよ、と。第一詩集の『月を剥く』は、ほぼ推敲なしの詩集。勢いがないと書けない、それを直すことで勢いがなくなるのが怖い、現代詩たのしい!の真っ只中、怖いもの知らずの時期(昨年の5月)だ。

それから半年が過ぎ、わたしの言葉がいかに間違った覚え方をしていたか、身に染みて分かってくると、これは大変だぞ、現代詩は確かに難解で、分かりづらい

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