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ふとした記録

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アラフィフのおんなが書いている日々の記憶です。 ささいな日常の手触りを思い出すための記録です。
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2024年4月の記事一覧

生きる積極性を増すために

前回「生への執着が希薄」という感覚について書いたら、とても共感するというメッセージが来て嬉しくなった。 いつ死んでもいいと言うと、 「何か困ったことがあるんじゃないか」 「そんなにつらいことがあったんだ」 と思われやすいのだが、そういうことでもないのだ。 生への執着のなさ=不幸とは限らない。 そして、幸せである=悩みがない、とも限らない。 「幸せだ」と言うと、 「いいわねえ好きなことを仕事にできて」 「いいわねえ旦那さんがやさしくて」 などと言われることが多い。 もち

もっと生きようと思えた日

後悔のない生き方をしていると、生への執着が薄くなる。 魂を信じると、肉体が滅びることに対する抵抗感が薄くなる。 何年もずっと「今この瞬間が最高に幸せ」という状態を更新し続けてきたのだけれど、それはそれで「いつどうなってもいいや」という投げやりな状態とセットになってしまうことにうすうす気づいていた。 また、生きること自体が面倒になってしまうこともある。死にたくはないのだけれど、この先も人生が続くのかと思うと気が重くなってしまうときがあった。 (キャンドルを作っているのも、灯せ