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デジボク2の感想と本家地球防衛軍との違い(微ネタバレ)

  さて、今回は「デジボク2」の感想と普通の「地球防衛軍」と何が違うのかを書いていこうと思います。ちなみに作者は「地球防衛軍」を4.5.6にアイアンレイン、「デジボク1」を途中までプレイしました。
 なのでそこそこ両作品の事について語られるかと思います。


デジボク2のストーリー

 ストーリーはかなりシンプルです。「デジボク1」で元の地球に戻した地球が再びバラバラになったから元に戻すために戦うといった感じです。
 しかし、このシンプルなストーリですが、中々どうしてか楽しめたです。「本当に地球防衛軍を作った開発と同じか?」と思うほど、よく作られていました。個人的には最近プレイした日本のゲームで一番です。
 ちなみにストーリーとは関係ないですが、「オペレーター」のキャラチェンジの変更を促すボイスがうざかったです。リロードを挟むたんびに「キャラをチェンジしてもリロードは行われますよ」的な事をいちいち言ってくるので、「いや分かってるから黙れ」と終始思ってました。あれはうざかった……

戦闘

 普通に「地球防衛軍5」とか「地球防衛軍6」より快適ですし楽しいです。「地球防衛軍」でずっと不満だったのが移動のダルさです。アーマーや武器を集めるために移動力が必須ですが、大体のキャラが足遅いせいで常にイライラしてました。
 ですが、「デジボク」では移動に特化したキャラが居るのでマップをスムーズに移動できます。まぁアーマーや武器集めはこのゲームにはありませんが…
 あとは敵ですが、これは「地球防衛軍」の方がいいかな~と思いました。何か「デジボク」の敵って出現率が低く感じるんですね。
た大量の敵を殲滅したい自分としてはちょっと物足りなかったです。

評価

 まぁ感想はこれくらいにして評価に映ります。「ストーリー」「戦闘」「キャラ」「サウンド」で5段階で評価します。

ストーリー:☆☆☆☆
戦闘      :☆☆☆
キャラ        :☆☆☆☆
サウンド    :☆☆☆

「地球防衛軍」との違い

 ちなみに作者はこの2つのゲームまったく別のゲームと思っています。そう思った理由を記載するので是非ご覧ください。
※下記からは「地球防衛軍」を「本家」と記載します。

ストーリー

 本家では、シリアスなのにツッコミ所が多く薄すぎるストーリーだったのに対し、「デジボク」ではコミカルでメタ全開だけど、しっかりと物語が作られており記憶に残りやすいストーリーとなっています。
 正直、本家のストーリーは「これ中学生が作ったシナリオか?」と思うほどの出来だったので、もうストーリーは無いものとしてプレイしてました。
 それに比べ「デジボク」は「そこでその展開か!」や「銀魂みたいなノリやなw」と思わず笑ってしまうシーンが盛りだくさんで、「次はどうなるんだ!?」とワクワクしながらプレイしてました。
 本家の蛙の姿をした「コロニスト」に「人間に似ている……」という「こいつらの目腐ってんのか?」と思う迷台詞がありますが、それを「デジボク」では、「いや蛙ですよね」とすぐさまキャラからツッコミが入るシーンは思わず笑ってしまいました。いやまぁ、普通そう思うよな。

キャラクター

 本家のプレイできるキャラは4種類ですが、「デジボク」では、なんと100種類ほど存在します。というのも、このゲームでは「キャラチェンジ」という4人のキャラを切り替えながら戦うシステムを採用しているためです。
 「デジボク」では、本家1.2.3.4.5.6のシリーズのプレイアブルキャラに加え「ブラザー/シスター」という各国をモチーフにしたキャラクターが存在します。
 ここもかなりネタ寄りで、例えばインドのブラザーは「ヨガブラザー」というのが居ます。腕伸ばしたりテレポートしたりとどっかの各ゲーのキャラを思い出しますね……
 こんな風に操作キャラ1つでもここまでの違いがありますね。

ストーリーに関わってくる人物

 本家では大体が名無しで、固有名詞の人物は登場しませんでしたが、「デジボク」では基本固有名詞のキャラクターが登場し、それぞれ個性豊かな性格をしています。本家とは異なり会話の内容や導入が自然で、聴いていて不快には感じませんでした。
 本家だと「え?それ無線使ってまで言うほどか?」がほとんどだったのに対し、「デジボク」では、固有名詞を持つ人物達が同じ戦場で戦っているため、まぁ戦闘中に喋るのはあれだけど、その場に居るからこその会話って感じがして好印象でした。
 ちなみに本家だと無能の「オペレーター」や「司令官」は、このゲームでも無能かと思いきや、かなり有能です。感情移入できるほど有能です。まぁ「司令官」というか人類側が結構やらかしてたが……
 あと本作の主人公ですが、プレイするキャラではなく、キャラ達を指揮するコマンダーです。基本何にも喋らないですが、キャラ達の魅力を最大限に引き出しているので、こういう主人公もありかと思いました。
※例を出すと「アイドルマスター」のプロデューサーみたいな感じです。

戦闘

 本家では1キャラ操作ですが、このゲームで4人のキャラを切り替えながら戦闘を行います。ただし使える武器は各キャラ1つだけです。
 ただ、キャラごとに2種類のアビリティにスペシャルというのが存在します。しかも、様々な特性を持ったものが多く(先ほど記載したテレポートみたいな)このゲームの醍醐味です。
 本家だと「エアエイダー使いたいけど移動がな~……」となりますが、このゲームでは移動用のキャラと戦闘用のキャラを一緒に操作できます。本家「ウィングダイバー」よりも数倍早いキャラも居るので移動が全然苦じゃなかったです。
 敵の種類は本家で出てきた敵が大半ですが、武器が個性的だし、何よりも操作キャラが多いので飽きが来にくいと思います。

アーマーと武器集め

 本家だと一番やりごたえがあるけど、一番めんどくさいシステムもこのゲームだと違います。まずアーマーですが、これは戦闘終了後に経験値みたいな感じで操作したキャラ全てに獲得できます。アーマー集めをしなくていいだと!?正直苦だったので助かりました。
 武器集めは少し特殊でして、戦場にダウンしている「ブラザー/シスター」を助けると獲得する事ができます。めんどくさいですが、戦場に3人くらいしかダウンしているキャラは居ないので本家よりは楽です。

まとめ

 さて、いかがだったでしょうか?少しでも魅力を伝えられたなら幸いです。
作者は前作の「デジボク1」をプレイしたのですが、あまり合わず3/2程度ストーリーを進めて辞めました……クリアしとけばよかったと今は後悔しています。というのも本作では、かつて地球を救ったキャラ達が登場するからです。
 本家だと「ストーム1」が登場するみたいな感じですね。まぁ本家だと影が薄すぎて出てきても誰だっけこいつら状態でしたが、
 「デジボク2」だと「うお!マジか!」と、胸が熱くなりました。やっぱりキャラごとに個性を出すって大事なんだなと感じましたね。 なので、もしプレイする場合は1からプレイするのをオススメします。
 あとはそうですね~どんな人にオススメかも言っときます。収集集めが好きでストーリーをあまり意識しないから本家。ストーリーを重視したくて収集集めがあまり好きじゃないなら「デジボク」って感じです。
 ストーリーはマジでオススメなので気になった方はプレイしてみてください。

 
 

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