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自己犠牲がデフォルトな人は、自分も対象化する意識を持ってみる!

人とのコミュニケーションで、相手の感覚が絶対的になってしまう。

自己犠牲してまでも、相手のために行動する、というのが当たり前の世界で生きてきた。

相手が喜んでくれるのは嬉しい。
だけど、家に帰って一人になると、急に虚しさが襲ってくる。

以前のわたしは、常にこんなことを繰り返していました。

自己犠牲がデフォルトになってしまっている状態ですね。

将来のことを考えたら、
あれもしなきゃだしこれもしなきゃだし、と重圧に押しつぶされそうになって死にたくなる。

自分が幸せに暮らしてる光景なんて想像もできない。

そんな絶望的な状況から、
「自分を対象化する」ことを始めたら、どんどん気持ちが楽になって、幸せに感じる時間が増えて行ったのです。

もしこれをしていなかったら、
今も同じように日々が絶望で埋め尽くされていたと思います。

自己犠牲をしたあとの虚しさって、ほんとに辛いですよね。

どうしたら自己犠牲をやめられるのか?

今回は、その方法について解説していきます。


そもそも、なぜ自己犠牲をしてしまうのか?


自己犠牲をやめる方法をお話する前に、まずは、自己犠牲をしてしまう原因についてお話しますね。

(※最初に断っておきますが、これはあくまでも私の原因であって、必ずしもあなたも同じ原因であるとは限りません。

違和感を感じたら、あなた自身の実感をふまえてしっかり原因を考えてみてくださいね。

そして、もしよかったらあなたの見つけた原因をコメントでシェアしてもらえると嬉しいです^^

すごく興味があるので!)

私の場合、自己犠牲をしてしまう原因は、
人とコミュニケーションを取る場面でいつも相手の感覚に全集中してしまうことでした。

自分の感覚よりも先に、表情や言葉からにじみ出る相手の感覚が、自分になだれ込んで来るのです。

そして、自分がどう思うのかを考える暇もなく、
相手の求めるリアクションを、求められるがままに演じてしまうのです。

まるでそうすることが当たり前であるかのように。

自動反応装置みたいな感じですねw

自己犠牲になるのも当たり前だよなぁという感じです。


「自分も対象化する」ようになったら、自己犠牲をやめられた!


そんな感じで自己犠牲がデフォルトになっていた私が、どうやってそこから抜け出せたのか?

それは、「自分も対象化する」意識を持ち始めたからです。

文字だけだと分かりづらいと思うので、図を使って説明しますね。

今までのわたしの脳内は、

脳内Before

こんな感じで、相手の感覚に占拠されていました。

自分の感覚というのは存在しなくて、相手の感覚に従って行動せざるを得ない状況だったんですね。

でも、自分を対象化する意識を持ち始めてから、

脳内After

こんなふうに、
相手の感覚だけじゃなくて、自分の感覚も同時に考えるようになったんです。

なだれ込んでくる相手の感覚は消せませんが、
脳内で自分の感覚も対象化していくことで、
自分の感覚も考えられるようになりました。

ポイントは、自分という存在を脳内でイメージして、
どう思ってるのか考えることです。

自分という仮想のキャラクターを脳内に作って、そのキャラクターの機嫌を伺う、みたいな感じですね。

例えば、旅行のプランを立てるとき。

相手の
「ここ行きたい!」
「これ食べたい!」

といった意見を聞いたときに
すぐ「いいね!」と同調するのではなく、

一旦脳内の自分に、
「ここ行くの体力的に大丈夫?」
「それ食べるの嫌じゃない?」
と聞いて考えてみる。

といった感じです。

自分の感覚を素直に感じ取るのが苦手なので、
ちゃんと「自分に聞く」というワンステップを入れないと分からないのです。


いろいろ試行錯誤した結果、このやり方が一番自分の中でしっくりきました。

ぜひ試してみてくださいね〜。


もちろん、いきなり上の図のように自分と相手を対等に考えるのは難しかったです。

自分に聞いてみても分からないことが多かったです。

でも練習するうちにだんだん、自分の感覚も相手の感覚に負けないくらい感じ取れるようになってきました。


あとは、最初は、相手が目の前にいる状況よりも、LINEやメールなど急いで答える必要のない場面で練習していくのがおすすめです。

相手が目の前にいると、あせってしまって自分の感覚を十分に考えることができません。

わたしは今でも、慣れてない人や緊迫した状況だと自己犠牲に走ってしまいます笑


ゆっくり、少しずつでいいんです。

練習していけば、だんだん上達します。


いろいろ説明しましたが、一番大切なのは、

「もうこれ以上自己犠牲したくない!!」というあなたの気持ちです。

最初は大変だと思いますが、その気持ちさえあれば大丈夫です!



この記事を書こうと思ったのは、他でもない、上に書いてあるような以前のわたしと同じような状態にいるあなたに読んで欲しかったからです。

少しでもあなたの助けになれたら嬉しいです^^

質問や感想などありましたら、お気軽にコメントしてくださいね。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

ではでは。

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