必ず戻ると誓った主宰との約束

孤独に耐え歩んだ闇世の時代

記憶の海の底に落ち

手探りで進んできたこれまでの航路

這い上がることすらできずに

苦しみをただ見つめていた

痛みを体に覚えさせながらも

憎しみが二度と芽生えないように

自分自身に言い聞かせて

心がボロボロになってまでも

それでも見たい景色があったから

ここまで辿り着いたよ　やっと

だからもう苦しみは全て消し去ろう

あとは愛だけを覚えておこう

痛みと共に過去の記録の全てを

失ってしまうとしても

また立ち上がれるように

優しさだけを胸に残しておこう

そのあとを歩き続けられるように

苦しみのない世界を

和平だけをただただ夢に見て

思い出さない方がいいこともある
良い思い出の方が少ないんだ
みな想いがバラバラで未熟だった
誰かを責めても仕方ない
今さらほじくり返すのはよそう
それで全て丸く治るのなら
これでいい
全部これで良かったんだ

このことは自分の中だけに留めておこう
教えてくれてありがとう
ずっとあなたを信じ慕ってきました
産まれた頃からずっと…
あなたの影を追っていたように思う…
もう恨むことはしないから
だからわたしは
あなたを許します