見出し画像

一の中に見た十の心得

何年か前に思っていたことがある

誰もいない大地の上に寝そべって

ただ一人世界に溶け込んで死んでいきたいと

考えていた時期があった

自分の人生の顛末が

こんな形におさまるなんて

あの時は1ミリも思っていなかったけれど

手探りでもがき苦しみながら

ただ一人歩いたこの道の過程を

今は懐かしさすら感じて眺めてる

幾度涙をのみ込み噛み締めただろう

明日もまたいつも通りの日々があれば良いと

大事な人の笑顔と共にいれたらいいと

素直に願う自分がいる

この大地に同化したまま

みなを想い

この世界の明日をただただ願う

この世界で君とただ在りたいと願う

ここまで来てやっと今

愛という言葉を歌えたよ

聖も邪も抱きしめて

均衡を保っていくということ

それがきっと

この次元意識のままに生かされている

わたしという存在の勤め

全て消えてしまえと望んだこの世界

ここはわたしの愛した星だという想いを

やっと今、取り戻すことができたよ

あと少しを見届けてから

また全てをこの手から手放そう

それがこの領域の役目にある意識の美学


あぁ、そうだ…

起きた全行程は完璧だった…

投げ銭大歓迎! 喜びは巡り巡って、あなたに何倍にもなって返ってくることでしょう。