神霊談義

お師匠、今回はちょっと無理難題すぎやしませんか。暗号とテレパシーの解読って…。頭おかしくなりそうでしたよ。

よくやったぞい。敵を欺くにはまず味方からと言うじゃろ？本来人は心で話せるものぞ。己の頭が曇りておったこと、よく分かったであろうに。

はぁ。神に成り代わるなんて、まじで地獄に落ちる覚悟でやりましたよ。この一ヶ月生きた心地がしませんでした。しかし、これを地で行く者らがいるとは、ある意味で驚嘆です。

神に反逆する者の気持ちも分かったじゃろ？

それを教えたかったんですか？

物事にはそこに至るまでの理由と経過があるということじゃ。上辺だけの理解では、理解とは言えん。身を持って体験してやっと分かるのじゃ。

しんどすぎて二度と神にはなりたくないと思いました。

ほっほっほ。一つの星を維持するのも大変なのじゃよ。これらの現れは星の成長の過程でもあるのじゃ。

まぁ、なんとなく分かります。

魂が成熟して自立した者たちを、和すように口説くのもなかなか一筋縄ではいかんじゃろうて。住まう次元が高い者には、それなりに納得させねば動かん道理じゃ。そなた、まだワンネスを目指すかな？

何を目指していたのか、なんだかよく分かんなくなってきました。全てから解き放たれたい心地です。

頭で考えておるだけでは、誠の喜びとはならんようじゃのう。

わたしはこれまで、今の世をひっくり返せるのであればと、自分を無くす覚悟でやってきました。一部のものたちだけじゃなく、全てのものに不自由がない世界が訪れてほしいです。それが実現できるのであれば、なんでもいいです。

必要は既に終わらせたぞ。一切を元へと返せば良いぞ。やり直しじゃ。

なんだったんだって感じですが。

みなみなはじめからじゃ。

（意味わかんねー、クソジジイが）

りりちゃん、声がダダ漏れじゃぞ。。魂の段階の高き者達が、良き未来思い描くことができれば、自ずと見える世界も変わり行くということじゃ。この道理分かる者分かるであろうに。彼らの内世界変わりたら、外世界も変わるのぞ。ずっと縁繋いでおったのじゃ。あとは好きに和してゆけば良い。

結局踊らされたってことでいいでしょうか。しんどかった分のツケは返してもらえますよね。

言葉に棘があるのう！（これだからおなごは怖いの）

お師匠、聞こえてます。

す、すっかり強くなったのぅ。まぁ、楽しいのはこれからじゃて。良き未来、与えられると信じてみなされ。まだ外世界では苦しいこと出るやもしれんが、励まし合いながら笑い暮らせばそれで良いのじゃ。

そういうことにしておきます。これを読んでる方にも、これはわたしが折り合いをつけて納得した個人的な結論であり、みんなが同じでなくて良いと思ってます。感じ方は人それぞれなので。わたしはこの形を採用して進んでいくと決めただけで。大切なのは自分で探究して選択することだと思ってます。これからもわたしはわたしのやりたいようにやっていきます。

うむ。何事も産むには苦しみつきものよ。じゃがそれを笑えるくらいの心のゆとりを持ちて行きなされよ。恐れず進みなされ。導きないものおらんのじゃ。すべては必要経緯の中にありますぞ。