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天は自ら助くるパイレーツを助く

5/10(金)、コバゴーのこの放銃後、

「ありえねぇだろ!」

と叫びながら、アプリを閉じた。

その5分後に気になってそっと開き直したら、堀さんが2着になっていた。やっぱり見なきゃよかった。

感情はぐちゃぐちゃだ。

「あんなに良い麻雀を打っていたのに…」

5/13からはファイナル後半戦が始まる。
けど、こんな思いをするならもう二度と見ない ー

そう心に決めたところで、瑞原さんが

といった内容のリポストをしていた。

そう、このリポストで本当に今更再確認したのだけど、選手たちは我々の数万倍のプレッシャーと闘っているのだ。

全力でやってダメだったとしても切り替えてまた最善を尽くす、と瑞原さんも無言で語っている。
やっぱり来週も応援しよう、と我に返った。

5/13(月)、瑞原さんが盤石の内容でトップを取った。

試合後にチームメイトに走って会いにいく姿と、コバゴーとの最高のグータッチを見て、不覚にもガン泣きしてしまった。

二人はアサピンやキングを失ってしまった悲しみを忘れることはないだろう。でもそれを乗り越えて今に辿り着いている。
勝手にそんなストーリーを脳内補正していたら、涙が止まらなかった。

「感情的になるな…」
「まだ何かを成し遂げたわけではない…なぜこんなことを思い出している」

中学生のころにゴリが泣いていた時は「こんなことでは泣かないよなー」と思っていたけれど、自分も歳を取ったんだと思う。

苦しい時を共有して乗り越えられる仲間がいるっていうのは本当に素晴らしい。

5/14(火)、コバゴーもトップを取った。
途中の

や最後の

を見て、「そうだよ、報われないとおかしいよ」と思ったけど、きっとそんな思いはロボの感情データにはない。
やれることをやった結果で、「ツイていた」、と言うのだろう。

悪夢の3着からしっかりと切り替えて、最善の麻雀を打ち続けていている姿に、人としての精神力や強さを感じずにはいられなかった。

Mリーグは筋書きのないドラマだと思っている。

苦しい時もチーム一丸で乗り切り、喜怒哀楽の感情を爆発させているシーンにいつも心を揺さぶられる。
視聴者も一緒になって感動できる、素晴らしいコンテンツだと思う。

そんなMリーグ2023-24シーズンも、あと2日で終わってしまう。一人のファンとして最後まで逃げずに見届けようと思う。

まだ終わっていないのに、平日の夜の喪失感が心配でたまらない。

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