【2-①】リュウヘイ story~何気ない日常に~

理菜「あ。今年も貼り始めたんだー、七夕のやつ」
職場に向かう駅ナカの片隅にある掲示板スペース。

色とりどりの短冊、カラフルなマジックペンが置いてあって、誰でも願い事を書いて貼って良し、というよくある催し物。

七夕の笹をモチーフにした壁面に思い思いに張りつけられていて、毎年、見るのがなにげに好きだったりする。

理菜「Snow Manのライブに当選しますように、、、✨
ハルくんと付き合えますように、、、とか✨
微笑ましい~(*´ー`*)

えーと、他には、
、、、ん?」





もう日々、いきるのに疲れた。はやく死ねますように。

⬆️

このひとが来年も生きてて、楽しい人生を送れますように




…すてきー。。。
 
見ず知らずのひとのネガティブな一言に対して、こんな言葉、綴れるなんて。



いいひともいるもんだな。。✨


うんうん、世の中捨てたもんじゃない✨



、、、さて。。。私は、
何て書こう★


んーーーーー、、、と。






理菜「、、、っわ?!💦」

ドン。女子高生キャッキャウフフ

荷物を落とすりな。


女子高生A「ちょ、あぶねーっ、まぢ🌀
みう、てめ、ぜってーコロすぅーwww,」


女子高生B「きゃー、やだぁ、こわぁぁい💕だはははは」


女子高生A「うーわ、こいつ、やっべぇww
てかさ、ドンキ行こーぜ~?⤴️
あ。
おばさん、ダイジョブ?ごめんねぇー✨」

女子高生B「おばさんとか失礼じゃん、ちょっと老けてるだけって説もあり★」

女子高生A「まぁ、確かに。、、、てかさ、うちら、なんの話してたんだっけ?ww」


女子高生B「ドンキドンキw早く行こーぜ、欲しいリップあんだよね🎵」


理菜「、、、、え?あ、はぁ(^-^)💧」



なんていうか、、、
口が悪いようでいて、裏表ない感じで謝ることも出来て、、、。


お行儀が良いんだか悪いんだか。。。😅


青年「あの。落ちてますよ。」

りな「え?
あ、ありがとうございます。」

わ。
背、たか。。。


青年「、、、、。」キョロキョロ


理菜「?、、、なにか 捜し物、ですか?」


青年「あ、いえ。」

書類の束。ボサボサの頭に、メガネ、。。

就活の浪人生とかかな。

もしくは
社会の波にもまれて
疲れ出てきた社会人2年目さんとか?

初々しいってゆーより
見た目に無頓着ってゆーか。。。

青年「…えっと、それ、、、すみません、そのペンって…。。」


理菜「えっ?え、あ、ごめんなさい!ここの添え付けのペンかと💦」

青年「いえ、置き忘れたぼくがいけなかったんです。有って良かった」


あ、笑った。

前髪とマスクの隙間、ちょっとだけ目元が見え、、、っ、

ドン🌟
理菜「わ!!💦」

ま、またー?!😵💦


男「じゃまなんだよ、なんなんだ、こんなところでイチャイチャしてんじゃねーよ」


理菜「え、いや、全然イチャイチャとかそんな事、、、😵💧」

男「リア充みたいなやつが一番嫌いなんだよ、なんでオレには光がこないんだ、くそ。おまえのせいか?あぁあ?」

、、、こ、こわ。。


青年「、、、行こう!」ぐいっ

理菜「え?え、わ💦」



男「待て、ゴルァ!おれが太ってて走れないの知っててそんなこと、くそ!!」




、、、、繋いだ手。。。

手のひら全体で
包み込まれてるみたいに、大きい手。

なにこの

甘酸っぱいドラマ仕立てな瞬間。。。




女子高生くらいだったころの気持ちに、


なんか、
戻っちゃう感覚。。。。っ。


ドキッ💦

つ、吊り橋効果、ってやつだ、これ。



理菜「ちょ、、。っ、あの、
し、しんど😞💦」ゼエゼエ


息切れ感😵💧

はい、ソッコー現実に引き戻される、ってゆーね。
 

アラフォーには、地味にきつい距離の、全力疾走。




青年「あ、すみません。」パッ

飄々としてるっていうか、淡々としてるっていうか。。。表情がないというか。。。


青年「…全然追い付いてこないな」



…さすが、20代前半💧ぜんっぜん
息、あがってない、くやしー🌀←アラフォー

青年「貴女、絡まれやすそうなタイプだし、気をつけたほうがいいですよ。あーゆー輩って、、」

あれ?(._.)これ、プチ説教time?💧

理菜「あ、は、はい、
ありがとう、ござい?ました。。。(._.)⤵️💦」



青年「…まぁ、そういう感じで 道中、お気をつけて」


理菜「は、はぁ、、ご忠告、どうも😅」


青年「…(軽くペコリ)」



、、、あっさり。サッパリ。


、、、、なんか、不思議なひとだったな💧言葉の言い回しとか、年齢不詳な感じもして。。。🌀


けど、

まぁ、
助けてもらった、んだし、一応。ありがとう、だよね。



まともに
顔も見れなかったけど😅

つかみどころのない浪人生、助けてくれてありがとう



平和っていいことだよね。。。(´ー`)フツーが一番。


Σ( ̄□ ̄;)!!

あ💧
…短冊、握りしめて走ってきちゃってた(・д・`;)


💡

φ(..)


『世の中捨てたもんじゃないな、って 思える日々でありますように』、と、、、。
帰りに結んで帰ろうっと✨



理菜「何気ない日常が一番平和よね(^.^)」

よしっ!!!仕事いくかな!!!✊✨



🍀次回へ続く🍀

こんな素敵な竜平くんもでてくるかも🌟

…からの、


竜平「…理菜さん。。。」

竜平くんとの こんなシーンもあったりなかったり。。。?ドキドキ

乞う御期待。

※これは完全なるフィクションです。出てくる個人名やグループ名等も全て架空&イメージであり、妄想の中の物語です。

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