【ブログ売却のコツ】収益ゼロのブログを売る方法。

ブログを売ろう！と思ったとき、まさかとは思いますが、頑張ったから〇〇円！とか、これくらいは欲しいんだよね、〇〇円！みたいな値段の付け方してませんよね？

このnoteでは、年に複数回ブログ売買を行っている僕から、ブログ売却のコツをお届けします。

ブログ売ろうかなー。。。と思っていた方は、ぜひ参考にしてください。

なお、本noteの後半で、ラッコM&Aで2020年～2024年にかけて、実際に売却された1,743件（メディア案件）をまとめたレポートと、ローデータを用意してあります。

本noteの大部分は無料で読むことが出来ますが、レポートとローデータについては有料とさせて頂いておりますのでご了承ください。

ブログを売るにはどうしたら良いのか？

ブログ売買に興味がなかった人からすると、ブログってどうやって売るの？と思われるかも知れませんが、今はとても簡単。

メルカリに出品するのと同じように、M&Aサイトにブログを出品するだけです。

ここ数年で個人向けのM&Aサイトも充実してきており、あなたが想像する以上にブログ売買は身近になってきています。

ちなみに、ラッコM&Aだけでも、2023年に売却されたブログの数は488件、月に40件のペースで売買されているんです。

2020年は年間100件程度だったことを考えると、約5倍に伸びていることがわかります。

M&Aサイトについて

M&Aという言葉、カッコいいですが敷居が高そうに聞こえますよね。

確かに企業利用がメインのM&Aサイトだと登録や売却における手続きなど、とても大変ですが、個人向けのM&Aサイトならそんなことはありません。

登録は無料で簡単！さらに出品も無料で売れた時も無料なので、完全ノーリスクで売却することが出来ます。

中でもオススメなのが「ラッコM&A」で、国内トップクラスの売買件数を誇っており、初心者でも簡単に売り始めることが出来ますよ。

参考資料：M&Aサイト10選

❶ ラッコM&A
❷ M&Aナビ
❸ M&Aクラウド
❹ M&Aプラス
❺ M&A総合研究所
❻ TRANBI
❼ BATONZ（バトンズ）
❽ スピードM&A
❾ MARR MATCHING
❿ fundbook

なぜブログが売れるのか？

ブログが売れる理由は買い手によって様々ですが、1つ言えるのは、昨今ネットからの集客や販売に力を入れる企業・個人が増えているという背景があります。

ブログって誰でも簡単に始められますし、いつでも辞めることができますので、そんなものが売れるなんてピンと来ませんよね。

ですが、例えば企業からすると、ブログは「メディア事業」として扱われており、自社事業とシナジーがあれば、素人がお小遣い稼ぎではじめたブログでも価値があるということなんです。

また、僕のようにブログで生計を立てている人も結構いて、そういった人が買う、というケースも増えています。

どんなブログが売れるのか？

どんなブログが売れるのか？まあ当たり前のことを書くと、ちゃんとアクセスがあって収益もあって、購入後も運営しやすいブログです。

M&Aはあくまでも投資なので、購入金額を何か月で回収できるか？買い手はこれを考えます。

また、実は重要なのが運営のしやすさで、前オーナーにファンが多かったから売れていた、となると、経営が交代した時点でアクセスや売り上げが下がるリスクがありますよね。

なんだよ・・・それじゃあ売上ゼロのブログなんて売れるわけないじゃん、と思いますよね、ですが意外と売れちゃうんですよ。

その売り方こそが今回のnoteのテーマです。

収益ゼロでも売れるブログの特徴

収益ゼロのブログというのは、買い手からすると買っても1円にもならないので、それこそ投資と言う点では大赤字。

となると、収益ゼロのブログを買う人は、ボランティアか神様なのか？そんなわけありません。

じゃあなんで買うのか？それを理解すると収益がゼロのブログが売れる理由もわかります。

収益がなくとも売りやすい順に条件を記載しました。

❶ 収益はなくてもアクセスはあるブログ

収益：０～1,000円くらい
PV数：5,000PV～

収益ゼロでも売りやすいブログの1つに、PV数はそこそこあるブログ、というのがあります。

ブログは一般的にはアクセスありきのビジネスモデルなので、PVがないことには始まりません。

逆に言えば、マネタイズが得意だったり、マネタイズの方法を知っている人は、PVさえあれば何とでもなるわけです。

ですので、仮に収益がゼロ、もしくはほとんどなくても、PVさえあれば各段に売りやすくなるんです。

❷ 過去に収益・アクセスがあったブログ

収益：０～1,000円くらい
PV数：0～1,000PVくらい
※昨年までは10万円 / 月売れていた・・・など

アプデで撃沈したブログなどによくありますが、記事の質はとても高いのにアプデなどが原因で収益がなくなったりアクセスがなくなったブログも売れます。

こういったブログは、自社ドメインにコンテンツを移すことで復活する可能性を秘めているので、関連ブログを運営している法人・個人から突然買われることがあるんです。

ただし、現時点で収益がない、アクセスがないとなると高値で売るのは難しいので、値段の付け方には注意が必要です。

❸ オリジナル記事多め

収益：０～1,000円くらい
PV数：0～1,000PVくらい

収益ゼロ、アクセスゼロでも、良質なオリジナル記事が豊富であれば売れます。

さすがに何十万円で売るのはさすがに難しいですが、ジャンルや記事数、質によっては6桁で売買されてますので、いい記事を書くって大事なんですよね。

用途は買い手次第なのでなんとも言えませんが、記事を買う感覚の人が多いので、1記事〇円で計算することが多いです。

ブログを売るのはメルカリで物を売るのと同じ

ブログを売るのもメルカリで物を売るのも全く同じで、ただ出品してもなかなか売れませんよね。

ではどう売れば良いのか？まずはメルカリから考えてみましょう。

1．タイトルを工夫する
2．適切なカテゴリーを選択
3．正確な商品名・型番を記載
4．ハッシュタグを記載（2個ほど）
5．細部、色味がなるべく伝わるようにキレイな写真を添付
6．写真は様々な個所、アングルを添付
7．どこでいつ頃買ったのか？ブランドであれば証明できるものを添付
8．サイズなどをわかりやすく記載、添付
9．状態について記載、壊れているなどの場合はその部分を添付
10．発送方法、時期について記載
11．値段について記載（交渉可能かどうか）
12．免責次項について記載

僕はメルカリ販売のプロではないので記載した内容が正しいかどうかはわかりませんが、過去に出品したときは上記を意識して出品するようにしていました。

要は何かしら工夫しているということ、ブログも同様で、売るためには工夫が必要。

❹収益ゼロのブログは価格が重要

1．案件タイトルを工夫する
2．適切なカテゴリーを選択
3．GA4、サーチコンソール連携
4．収益があればエビデンスを添付
5．アピールポイントを活用
6．概要は最低限ラッコ内のテンプレは埋める
7．価格は根拠のある値付け
8．サイト移行代行を活用
9．ラッコマーケットも選択肢として覚えておく

どれもブログを出品するとき、重要なポイントですが、収益ゼロのブログを売るとなると少し変わってきます。

収益ゼロのブログの場合、買い手の判断基準は①アクセスはどれくらいなのか？②ブログの概要（ジャンル・運営年数・記事数 / 質）③価格（希望小売価格・その他諸費用）の3点。

ですが、特に重要なのは価格で、サーバーやドメイン代を考えると、収益ゼロのブログは購入した瞬間に負債を背負うことになるので、妥当・お得と思って貰えないとなかなか売れません。

もちろん安ければ安いほど売れやすくなりますが、その範囲内で出来るだけ高く売りたいのが心情だと思いますので、過去の売却案件などを参考にすることをおすすめします。

❺収益ゼロのブログは情報を充実させる

負債を抱えてでも買いたい！と思わせるのが理想ですが、収益がゼロのブログでは正直なかなか難しいです。

ポイントは「これなら買ってもいいかなー」と思わせることで、それは値段だけでは判断できなかったりします。

そこで重要なのが、どんなブログなのかを記載する、アピールポイントと概要の2項目。

この2つの項目を嘘ではなく魅力的に記載することで、収益ゼロのブログも売り切ることが出来ます。

❻収益ゼロのブログは必ず売り切る必要がある

ブログ売却に失敗＝売れない場合、金銭的なリスクはありませんがリスクがまったくないわけではありません。

1．売れ残った場合、再度出品するのが難しくなる。
→ 売れ残ったことは定期的に案件をチェックしている人にはわかるので、更に売りにくくなっていきます。
2．出品した瞬間からパクリのリスクに晒される。
→ 多くの人に「売ろうと思っているブログ」としてURLが公開されるので、記事やキーワード、構成をパクられるリスクがあります。

つまり、売ろうと思ったら必ず売り切らないと、あとでもう一回売りに出すのも難しいですし、諦めて運営するのも厳しい、ということです。

そのため、一度出品したら「次はない」くらいの気持ちが必要で、しっかりと準備をしてから行動することをおすすめします。

次項でその準備に役立つ資料を用意してありますので、ブログ売却を考えている方はご検討ください。

ラッコM&A売却案件レポートと成約データ

数あるブログ売却プラットフォームの中でも、もっとも個人売買が盛んで、収益がゼロでもブログが売れるのが「ラッコM&A」です。

これまで書いてきた通り、収益の無いブログを売るには、過去に売れた案件をリサーチして確実に売り切るのが重要です。

このnoteでは、ラッコM&Aで2020年～2024年にかけて、実際に売却された1,743件（メディアのみ）をまとめたレポートと、ローデータを用意しました。

安売りして損をするのは避けたいですが、中途半端な価格をつけて売れ残ると、当面売れなくなりますし、盗作のリスクもかなり高まりますので、適正もしくはなるべく高額で売り切るためにも本noteを参考にして頂ければ幸いです。