インボイス制度について、ペンネーム活動している身として調べてみました。
調べることにした理由
この記事を見つけたからです。
集英社オンラインより
【氏名も住所も全世界に公開! インボイス制度導入で「あの漫画家の本名がバレる」は、やはり本当だった】
タイトルを見て、なんか大変不安を感じましたが、記事内容がどことなく「臭う」感じがしたので気になる部分と、そもそも「インボイス」ってなんだよっていう疑問も含め分かる範囲で調べてみました。
注意
自分は法律にも税金にも詳しくないですし、個人事業主でもない、無職の25歳です。
信じるか信じないかはあなたの目で、改めて調べながら確認してください。
ニュアンスが知りたいというような人に大変おすすめしたいと思います。
見たサイト
国税庁の法人情報の全件データダウンロード
国税庁:インボイス制度の概要
公正取引委員会:免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関するQ&A
健美家:インボイス制度で消費税還付は不可能に?ー消費税アップに伴う軽減税率が大家さんに与える影響ー
調べてみた個人的まとめ
インボイスは一定のフォーマットに即したレシートとか納品書、請求書等のこと。
インボイス制度は買う側の事業者が消費税を納めなくて良くするための制度(仕入税額控除の制度で、消費税は売る側の事業者が変わりに納めることになるイメージ)
インボイス発行事業者に登録しないとインボイスとして請求書を発行できない。
インボイス発行事業者はインボイスの発行が原則として義務化されている。
仕入先からのインボイスを貰わなくても仕入税額控除を受けられる「簡易課税制度」がある。(売上が5000万円以下の事業者が導入可能)
インボイス発行事業者になるためには1000万円以上の売上がある事業者であることが条件だから、そんなに売上がない人はそもそも登録できない。
インボイス発行事業者への登録には、氏名の登録は必須だが、屋号(ペンネームや会社名)や住所の登録は必須ではなさそう。(データを見ると屋号とか住所が入力されてない人がたくさんいるから)
インボイス発行事業者の一覧が誰でもダウンロードできるのはホント。
つまり(個人の感想を含む)
自分の名前が書いてあるデータが、世界中の誰でもダウンロードできる状況にあるのは気持ち悪いと思う。
年収1000万円以下の人は名前バレしない。
取引先が簡易課税制度を導入していれば相手に名前バレしない。
自分が売る側でも5000万円以下の売上の事業者であれば簡易課税制度を導入することができて、そうするとインボイスの発行が義務ではなくなるので名前バレしない。
ヒ○キンとかフィッ○ャーズとかはじ○しゃちょーみたいな、一定ラインの収益を超えるかもしれない人たちはこの制度によって名前バレする可能性があるのはホント。この人たちをケアする枠組みとか制度とかは、よく話し合いしていってほしいとは思う。(2023/2/9 追記)
改めてインボイス事業者一覧を個人のもので全件ダウンロードして中身を確認したところ、前は一部の項目に個人名や住所が書いてあったが、今は完全になくなっていたのでこのデータを見ただけでは個人は特定できなくなっている感じがする。ちなみに法人や団体の方は住所や会社名(団体名)が書いてあります。でも、これだけでは個人を特定するには至らないと思うので本記事としては問題ないと判断します。
最後に
ニコニコ生放送内で4時間程度調べただけの情報なので、この記事も鵜呑みにせず、自分の見た情報と考えで何が良くて何が悪いのかをしっかり判断してください。
自分もこのことに限らず、なんか臭ったらこれからも軽く調べて自分の気持ちを残していきたいと思います。
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