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「人魚のミイラは創作物だった」に思うこと

「人魚のミイラは創作物だった」に思うこと
「サイコロジー・メンタルヘルス&日々のあれこれ」

※長く勤めていた精神科病院を退職し、“街の心理士”へと華麗なる転身?を果たした「りらの中のひと」が、心理学やメンタルヘルス、日々の出来事などについて感じることを綴っています。

 岡山県の寺院に大切に保管されていた「人魚のミイラ」を、倉敷芸術科学大学などによるチームが詳細に調査した結果、ミイラは創作物だったことが判明したそうです。

https://www.kusa.ac.jp/news/2023/02/20230207mermaid.html

 まあそれはそうだよね。創作物だったからといって、その価値が減るものでもありません。仏像などもみな創作物なわけですし。むしろ、古の人たち(ミイラはさほど古いものではなく、せいぜい齢百数十年くらいのもののよう)がこのミイラを見物し、謎に包まれた世界の事物に思いを馳せ、いろいろな心情を投映していたであろう、その事実が大切。

 機会があれば、ぜひ本物を拝見してみたいものです。まだまだ知らない世界がある、というのは希望だ。

(おわり)

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