【私見】心理士もほどほど“生活感”を醸し出してもいいのでは【暴論】
【私見】心理士もほどほど“生活感”を醸し出してもいいのでは【暴論】
「サイコロジー・メンタルヘルス&日々のあれこれ」
つぶやきで書こうと思った内容なのですが、字数を多めに食うのでこの体裁で。
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心理士は、自らの言動でクライエント様の心理力動を汚してはならないので、自己開示はしないのが一般的で、いわんや心理士自身の生活感は見せないものです。こだわる人は、面接で着るジャケットやネクタイの色まで同じもので通す、などという話を聞いたことすらあります。
ただ、心理士も“浮世離れ”していてはならず、それなりに生活感をもって、かつそれが自然と滲み出てくるような存在だといいな、と思うのです。心理士が生活感を持っているからこそ、面接と面接の間(面接の時間よりも、その間の生活時間の方が遥かに長い)のクライエント様の生活に思いを致すことができ、心理的ケアがクライエント様の生活にどう作用するか具体的にイメージできるのです。
例えば、お部屋から生活感を排除しようとやっきになり、結果として部屋や生活自体が殺伐としてしまったら、本末転倒ですよね。
生活感のない心理士って、気味の良くないものですよ(暴言)。私などnoteの投稿から、自分の食べるものくらい自分で作れるほどの甲斐性があり、生き物と花を愛する”ナイスなおじ”だということが分かるでしょう(自己満)。心理士もこれくらい生活感を醸し出してもいいのではないか、と思っているのです。
(おわり)
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