ぶ“りら”途中下車@超高速!五色不動めぐり・その2(東京都内)
患者様の病気回復祈願のために、五色不動めぐりを思い立ち、実行しました。その続きをお届けします。
前回の記事は、こちら。
ルートはこちら。
某月某日、時刻はまだ十時前。目黒駅から山手線で目白駅に向かうところ。次は目白不動を訪れます。
3.目白不動・慈眼寺
目白駅から目白通りを東へ、明治通りを過ぎたら右に折れ、坂を下ります。坂下の小学校の小学校の隣が、目指す目白不動・慈眼寺です。ちなみに、下った坂道が、転がり落ちそうな急坂で。思わず1枚撮影してしまいました。
写真1・写真では分かりづらいが、急な坂道。のぞき坂(胸突坂)といい、車が通れる坂としては東京でもっとも傾斜がきつい坂の一つだそう(豊島区HP「豊島景観百選アンケート結果の発表」より)。
さて、お参りです。本堂の右隣りに、不動明王を安置するお堂があるのですが、撮影するのを忘れてしまいました。覗き込むと、不動明王さまは案外小ぢんまりした佇まいですが、なんと左腕がない!自ら腕を断ち切り、吹き出す火炎で衆生を救うお姿だ、というのですが、何とも凄まじい…。そして、断ち切られた片腕を模したお守りを授かることができるらしいのですが、どなたもいらっしゃらず、叶いませんでした…。
写真2・慈眼寺山門。
写真3・本堂。右隣に不動堂がある(のですが、写真はありません…そろそろ暑さにやられ始めている)
4.目赤不動・南谷寺
次は目赤不動・南谷寺に向かいましょう。都電と地下鉄三田線を乗り継ぎ、白山駅で下車。数分歩けば到着です。
写真4・南谷寺山門。奥に本堂も見える。
目赤不動は、伊賀国赤目山で授かった不動明王像をお祀りしていたところ、三代将軍家光公が「目赤不動とせよ」と命じたことによるもの(境内掲出の案内板より)。もともとは「赤目」不動尊だったんですね。
写真5・不動堂。掲題も建物も、きれいに整えられている。
不動堂に安置されている不動明王さま、ばっちりお参りできました。火炎を背に、右手に剣を構えるお姿。目が合ったような気がします。
この後、都電で終点・三ノ輪橋に向かいます。時刻は間もなく12時、目黄不動尊・2寺院を残すのみです。
(つづく)
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