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ぶ“りら”途中下車@新京成線と鎌ヶ谷大仏(後半)

 皆様こんにちは。今回は新京成線に乗っています。鎌ヶ谷大仏駅で途中下車して、大仏さまのご尊顔を拝してきましょう。前回記事はこちら。

 鎌ヶ谷大仏駅は、鉄道駅で唯一「大仏」と駅名につく駅なのだそう。裏をとってはいませんが、確かに駅名で「大仏」は聞かないな。近いものだと、九品山淨眞寺の最寄り駅が、東急大井町線「九品仏」駅だったりすることくらいでしょうか(「何々寺」という駅は数多存在する)。

 鎌ヶ谷大仏駅は、思ったよりも大きな駅。駅建物には商店がいくつも入っているが、まだ朝だからか、はたまたコロナ禍のせいか、多くの店舗はシャッターを下ろしているからやや寂しい雰囲気。バスの車庫が隣接していて、路線バスがひっきりなしに出入りしている。

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写真1・鎌ヶ谷大仏駅。駅前にロータリーなどがなく、歩道から何とか撮影した。向かって左側が路線バスの車庫とバス乗り場になっている。

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写真2・鎌ヶ谷大仏駅改札外の商店。多くがシャッターを下ろしたままである。

 駅前の車道を渡り、右に40歩(40分ではない)も歩けば、もうそこには大仏様が!墓地の正面に鎮座されています。「大仏様」なのに小柄(リアルな人像より一回り大きい程度)で、ネットで検索すると「がっかり名所」などと書かれているものもありますが、どうしてどうして。立派な(そして美男)大仏様です。江戸時代に地元の名士が建立したとのこと。

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写真3・鎌ヶ谷大仏。墓地の入り口から除くとすぐそこにいらっしゃるので、結構驚く。いいお顔です。写真の撮り方がいいのか(笑)堂々としたお姿。

 あっけなくお参りが済み、再び新京成線に乗車。二つ先が新鎌ヶ谷駅。北総線やアーバンパークライン(東武鉄道野田線のこと)の乗換駅。ぴかぴかに開発され巨大なショッピングモールが立ち、近未来都市のよう。それにしても、鉄道網だけでみれば、鎌ヶ谷市は千葉県(もしかすると首都近郊都市でも)最強都市かもしれない。新京成線では松戸や習志野(津田沼駅)に出られ、一部電車は千葉市方面にも直通する。野田線では柏や船橋に出られる。北総線は都心や成田空港につながっている。まあ便利なこと。北総線の運賃が高いことだけが玉に瑕でしょうか。

と思っているうちに、電車は終点・松戸駅に到着しました。乗車時間は合計45分くらい。新京成線、楽しかったです。まだ朝の8時半ですが、先を急ぐので、この辺で。

(おわり)

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