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市長選挙・市議会議員選挙(補選)があるよ

市長選挙・市議会議員選挙(補選)があるよ
東小金井・新小金井エリア応援ブログ「ひが子としん子」#30

※「りら カウンセリング&コンサルテーション」がお世話になっている、東小金井・新小金井エリアを広く紹介し盛り上げたい。そんな記事が「ひが子としん子」です。

 小金井市長選挙・市議会議員選挙補欠選挙が20日、告示されました。「りら」の周囲も、選挙カーが頻回に通り過ぎるようになりました。

 今度の選挙は、公立保育所の扱いをめぐり前市長が下した専決処分が、議会軽視だと反発され、前市長が辞職したこと、そして、市議会議員が市長選に立候補したことにより、行われるものです(超簡単なまとめ。いろいろ経緯はあったのでしょうが)。

 いま、世の中がこんな有様ですからね、間違いなく一票を投じようと思います。

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 小金井市は、決して住みにくい自治体ではないのですよ。ただ、議会は、保守・革新・地域政党入り乱れ、難しいことになっている。各政党は、決して譲れない議案は譲らないから、大切な問題ほど解決できず、課題が日々山積みになっている。ごみ処理場問題や市庁舎建て替え問題、今度は公立保育所問題…。行政についても、先日、退職に伴う社会保険の切り替え手続きのために、市役所を久しぶりに訪れたのですが、人は多いのに雑然としていて、あまりに非効率的に感じられたし。

 こんな状態の中での、専決処分をめぐる前市長の辞職には、同情の余地があるように思いますし、次に市長になる方は、もはや”醗酵”しつつある市政の問題について、党利党派の思惑を超えて市政を進める“ウルトラ調整能力”を発揮することが求められると思う。こりゃ大変だわ。

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 まあ、中央の立法行政が上手く行っていないのだから、末端の地方議会・地方行政にひずみが出るのもむべなるかな、とは思いますね。

 高齢者や子ども家庭政策、社会保障、(それに最近、赤丸急上昇の)防衛費など、負担しなければならない政策課題は多いが、その負担が働き盛り世代に集中していることは、急ぎ対応が必要に思いますね。そもそも今の働き盛り世代は、バブル経済崩壊とその後の“失われた30年”に、世代的にもろかぶりなわけで、今日の負担の集中には耐えられないのでは。彼らの怒りや悲鳴や諦めには、共感するところ大ですね。

 あと、「行政の無駄を省いて、国民(市民)に給付します」というプランが提示されますが、立法行政は、本来、そんなことする必要はないのです。もちろん、所得の再配分を図る社会制度(税制や社会保障の負担の仕組みなど)は重要だし、無駄をなくしていくことも大切。しかし、現金を右から左に流すだけなら、私たちにもできます。国政や地方行政にとって大事なことは、しかるべき分野に「投資」し、果実を得ること(経済成長はその対象の一つだし、子どもへの投資は必須だと思う)なのでは。行政の無駄でも企業の内部留保でも、それを奪ってばらまくだけでは、いつか尽きますから。残念!

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 これ以上続けていると、腹が立って収まらないので、もうやめますねー。選挙、行くぞー!候補者の皆様、頑張ってください!

(おわり)

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