水戸漫遊記2 【水戸芸術館編】
偕楽園で梅を堪能し、次は水戸芸術館へ。
名前に聞き覚えがなくても、印象的なタワーのあるところ、と聞けばあ!となる場所です。
まさにランドマーク。
水戸芸術館は、音楽、演劇、美術の3つそれぞれ自主企画でイベントを行う、水戸市制100年を記念して1900年に開館した複合施設です。
現在の館長は小澤征爾氏。
ちょうど訪れた前日に訃報が全世界に流れました。
ガラスの扉を開けてなかに入ると、パイプオルガンのミニコンサートの始まりを待つ人々が椅子に座っていました。
私も、聴きたかったので隅に座り高い位置にあるパイプオルガンを眺めておりました。
約30分のミニコンサートは、
オルガニスト塩澤真輝氏による、バッハのソナタから始まりデュプレの受難交響曲で終わる、さまざまな曲を楽しめる構成でした。
途中、塩澤氏による曲の解説などがあり、なるほどと納得と期待しながら聴ける時間となりました。
街の中にこのような施設があり、気軽に参加できるのは羨ましい限りです。
さて、コンサートも終わったので、もう少し館内を見てまわろうとした時、
NHKですがインタビューさせてください
と声をかけられました。
小澤征爾氏の御逝去へのコメントを集めているそうです。
クラシック好きではありますが、世界のオザワの御逝去へのお悔やみはあっても、それをテレビで言うのは…と怖気付き、水戸の在ではないことを申し上げてお断りしました。
あー驚いた。
見ると館内には小澤征爾氏の写真と共に花が。
さて、館内にサザコーヒーがあり、入ろうかと思いましたが、食事はケーキのみとのことでしたのでまずはお昼ご飯をと、一旦館外へ。
徒歩数分のところに、れんが家なる素敵なレストランがあることがわかり、入りました。
すぐに調べられるスマホってほんとに便利です。
家庭的な雰囲気で、ランチも1100円くらいでいただけました。そしてコーヒー付き。
サザコーヒーは後ほど。
ところで、普段の生活圏(横浜)では、買い物をした時など普通の対応で特に何も不満はないのですが、ちょっと足を伸ばすとそこにさらにフレンドリーさが加わることを感じます。
お釣りのやりとりの時、PayPayをかざす少しの時間。そんな時にでも小さな会話がうまれます。普段味わえない楽しさがあり、なんだかとても良いなぁと思います。
旅行者です、な様子しているわけではないので、これが通常なのでしょう。ほんとに素敵なことです。
さて、水戸芸術館のミュージアムショップで、
絵葉書やファイルなどを購入し、次なる目的地へ。
ちなみにあのタワーは登れるそうなので、高いところが平気ならぜひ!
若い頃に読み、人生を自分で切り開くパワーの凄さに憧れました。amazon見たら価格がすごいことになっていて、ちょっと…です。
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