リラ:私の庭で花を育てる喜び

初めまして、私の名前はリラです。何を置いても、一日の中で最も楽しみにしている時間、それは私の庭で過ごす時間です。今日は、あなたと私の庭のガーデニングの物語を共有したいと思います。そして、何よりも、種から花が咲き誇るまでについてお話したいと思います。

ビオラ(アステカ・ピンクアンティーク・ヘブンリーブル―)とグッピー

私の心を奪う春の花、それは色とりどりのビオラです。毎年、2~3種類のビオラの種を手に入れ、昨年の種から育てたビオラが庭を彩るのを見るのが何よりの喜びです。この花の種を植えたのは昨年の8月。そして家の中で保冷材を使い、温度管理しながら発芽させたのです。その成長過程は、まさに驚きと感動の連続でした。さらに、ビオラの近くで育ったグッピーは、こぼれ種から生まれた自然のプレゼントです。


ニゲラ

次は、ニゲラです。この花もまたこぼれ種から育てました。つぼみ、花、実もとてもかわいいですね。ニゲラの魅力はその繊細さと力強さにあります。一見、デリケートそうに見える花びらと茎が、しっかりと自立し、花が枯れてからの種まで美しい姿を見せるのです。その姿には、生命の力強さと美しさが同居しているように感じます。

ニゲラは、優雅なブルーの花びらとその中心にある黄色い花粉が、美しいコントラストを作り出します。そして、その花が枯れると、鋭い形状の種が現れます。この変化もまた、ニゲラの魅力の一つです。

ニゲラの季節が来ると、私の庭は静かな喜びに包まれます。その青い花びらが風に揺れる様子は、まるで自然のバレエのよう。一つ一つの花が一瞬一瞬で変化し、日々新たな表情を見せてくれるその姿には、私自身も学ぶことが多いです。

だからこそ、私はニゲラが好きです。それは小さな種から始まり、美しい花びらを広げ、最後には種を残すという、生命のサイクルを体現する花。私のガーデニングライフには欠かせない存在となっています。

金盞花

最後にご紹介するのは金盞花。最近の私のお気に入りの一つです。この花も、種から大切に育て上げたものです。

私の庭でのガーデニングは、日常の喧騒から解放される、私だけの特別な時間です。土に触れ、水をやり、花が成長する様子を見ることで、自然の力強さと美しさを感じられます。そして何より、種から花を育てることで、生命の尊さと奇跡を身近に感じることができます。

生活の中には、目に見えない価値がたくさんあります。それは一つ一つの種にも当てはまると私は思います。種一つから花が咲くことは、それは小さな奇跡であり、そしてそれは私たちが自然と共に生きている証でもあります。

私がガーデニングを通して学んだこと、それは「時間をかける愛情」と「観察の楽しみ」です。種から花を育てるということは、一瞬で結果が出るものではありません。それは長い時間をかけて、丁寧に、そして愛情を込めて育て上げるものです。そしてその過程で、私たちは自然のリズムと調和し、それを楽しむことを学びます。

だからこそ、私はこの経験を皆さんと共有したいと思いました。もしかしたら、あなたも自分の庭で、またはベランダで、小さな種を植えてみることに興味を持つかもしれません。それは新しい趣味になるかもしれませんし、あなた自身の心を育てる道具になるかもしれません。

ガーデニングは、自然との深いつながりを感じることができる素晴らしい活動です。そしてそれは私たちにとって、とても豊かな時間をもたらします。一つ一つの種に命を吹き込み、花や木を育てることで、あなた自身の生活にも新たな色彩を加えることができるでしょう。

結局のところ、私たちが種から花や木を育てるとき、私たちは自分自身を育てているのかもしれません。それは私たちの心を豊かにし、新たな視点を提供してくれます。

今回は私の庭と、私が愛してやまないガーデニングの話をさせていただきました。皆さんがこれを読んで、少しでも自然とのつながりを感じていただければ幸いです。

次回も引き続き、庭で咲いているお花を紹介したいと思っています。皆さんにとって有益な情報を提供できることを願っています。それでは、またお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?