建築の発明とは何か

担当教員に設計計画をまとめるには、発明が重要だと言われた。自分なりに考えて発表したがそれは発明ではないと言われた。発明とはなんなのかわからなくなったので、僕が考えた発明ではない何かについてnoteしようと思う。

 最近、山へ行ったり川へ行ったり、自然環境と触れ合う事が多かった。そんな体験をしていると、自然は人間の手でどうこうできるようなものではないと感じる。
 しかし実際には機械によって簡単に破壊される。この背景には、自然に人が手を加えたところで大きな問題にはならないだろうという考えがあるのだと思う。しかし、これでは結果的に、敷地の特徴をなくしてしまう。
 そこで、僕の発明(?)が生まれた。自然環境をさら地にして、建築を建てるというプロセスの間に、ランドスケープてきな敷地整備を行い、それから建築を建てるのだ。こうすることによって、その土地の環境や文化について考えるステップが入り込む。そうすれば、建築に土着性を持たせ、風土の違いを建築の多様性と結びつける事ができると思うのだ。
 これは、設計プロセスの発明なのではないだろうか...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?