NO C&A, NO LIFE no.002 ~宮古島その2~
時刻は正午。日差しは強い。
空港からすぐに屋外で過ごすことになるとは思っていなかったので、帽子や日傘などはキャリーケースに入れていた。
ひとまずアルゼンチンのサンドイッチを売るキッチンカーに並び、昼食を確保する。
キッチンカーではお兄さんがひとり、汗をかきながら大型バス2台で押し掛けたFellowsさんたちの注文を捌いていた。
お兄さんは宮古島で少年サッカークラブのコーチをしているとのこと。
島の子どもたちは試合をするにも遠征費がかかるため、少しでも遠征費の足しになれば、とキーホルダーも販売していた。
パーントゥと呼ばれる、島の伝統行事に登場するお面のものだった。
そんな話をしているうちにサンドイッチが完成した。
日陰の席を確保し、風に吹かれながらオリオンビールとサンドイッチで昼食。
広場に流れるASKAさんの歌声も相まって、心の底から開放感に浸っていた。
宮古島にきてよかった!
出発までまだ2時間もある。
いくら日陰といっても1番暑い時間帯。
さて、どうしよう… と思っていたら添乗員さんから声をかけられた。
「予定を変更して20分後に出発したいと思いますがよろしいでしょうか?」
Sちゃんと2人、急いでマンゴー屋さんへ。
ここは昨日ASKAさんが訪れたお店。
バスが到着した直後は長蛇の列だったけど、さすがにお客さんもまばらになっていた。
マンゴーかき氷を注文して待っていると、奥からお店の方が、
「飾るの忘れてました〜」
とASKAさんのサインを持ってきてくれた。
マンゴーかき氷は冷たくてフルーティーで美味しかった。
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