NO C&A, NO LIFE no.001 ~宮古島その1~

2024年7月6日。
朝7時の羽田空港は思っていた以上に人が多かった。
これから2泊3日でASKAさんのファンミーティングに参加する。
20年来の友人Sちゃんも一緒だ。

数か月前、ファンクラブからファンミーティングの案内がきた。
宮古島で2泊3日。
飛行機・宿泊・食事・イベント代すべて含むとしても結構なお値段だった。
そしてそのときの私はFellowsのみなさんとうまくやっていけるか自信がなかった。
だから、参加を見送ろうと思っていた。

しかし、Sちゃんから連絡がくる。
「ASKAさんの宮古島、どうする？ ダメ元で申し込んでみる？」
そういえば昔、C&Aのグアムファンミがあって申し込んだが落選したのだった。
今回も無理だろうな…　と思いながらも申し込んだら、当選した。

ツアー会社からは2度ほど連絡がきた。
まずはオプションツアーの申し込みについて。
そして出発の10日ほど前には日程について。
その日程表によると、宮古島到着後はホテルへ行く前に昼食とショッピングの時間があるとのこと。
おおまかな日程しか記されていなかったが、日々の仕事に追われ宮古島について下調べもせずに出発の日を迎えた。

空港を出ると、南国特有の熱気が出迎えてくれた。
天気は快晴。
大型バス2台に分乗して移動する。
到着したのは緑の小路を抜けたところにある、公園のような場所だった。

そこには1件のマンゴー屋さんと1台のキッチンカー、そして長机の上には島の特産品が並べてあった。
盥の中ではオリオンビールとさんぴん茶が冷えていた。
（奥の方にはコーヒースタンドとアクセサリー屋さんもあった）
そして広場には「宮古島市」と書かれたテントがいくつかと、その下に長机とパイプ椅子、大型扇風機が数台とスピーカーが設置されていて、ASKAさんの曲が流れていた。