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NO C&A, NO LIFE no.003 ~宮古島その3~

バスに戻ると添乗員さんが、
「ホテル周辺にはコンビニもないので、買い出しできるところに行きますね」
と、島内の大型スーパーへ。
大型バス2台で大挙して押しかけて、島民の方々はさぞ迷惑だったことだろう。
しかし、大型スーパーだけあって島のお土産や特産品も充実していた。
宅配サービスを利用して買ったお土産を自宅へ送ることもできる。
急な予定変更にいささか不安も感じたけど、結果的に安くお土産を買うことができてよかった。
青果コーナーからマンゴーを自宅に送らなかったことだけが悔やまれる。

いよいよホテルへ向かう。
バスは青々としたさとうきび畑のなかの一本道を走る。
ここで添乗員さんが、
「事務所からの音声メッセージを預かっていますので流しますね」
流れてきたのは「虹の花」。
南の島にぴったりだ。
ふと、昨年のWonderful Worldツアーの東京国際フォーラムで開演前アナウンスがASKAさんだったことを思い出していた。

イントロが終って少し音量が下がると、続いてASKAさんの声が聞こえた。
わぁ!! と歓声が上がって、バスの中のテンションは最高潮。
正直なところ、何を話していたかあまり覚えていない。
「とにかく楽しもうね」って言ってたと思う。
ASKAさんのメッセージが終って余韻に浸っていたら、
「事務所からの指示でもう1回流しますね~」
さすが、分かってらっしゃる。
再び「虹の花」を聴きながら、海の彼方にある虹の花が咲く島が、この宮古島なんだな、と思った。

バスはブリーズベイマリーナの宿泊者を降ろしてから私たちが泊まるシーブリーズコーラルへ。
トランクから取り出したスーツケースを受け取ろうとしたら…ない!
私のも、Sちゃんのもなかった。
そして誰のものか分からないスーツケースが1つ、取り残されていた。
どうやらブリーズベイマリーナの宿泊客のものと取り違えてしまったらしい…。
そんなことある!? と思いつつも、添乗員さんが連絡を取ってくれて私たちのスーツケースは見つかった。こちらに持ってきてくれるらしい。
wellcomeトークまで時間はあるし、のんびり待つことにした。
まさかバスでロストバゲージに見舞われるなんて思ってもみなかかったけど、旅にトラブルはつきもの。
なんくるないさ~。



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