G.Aa.Yu
この記事「返本還源(序)(禅の古典)」について 前回読んでくださっていいねをくれた方ありがとうございました。 書き手ひとりが翻訳してるだけと思ってたところに、読…
十牛図の第十図を「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」と言います。 以下はこの入鄽垂手の書き下し文と、その意訳です。 十牛図はいずれの図も、序(じょ)と頌(じゅ)の二段…
2024年6月4日 12:17
この記事「返本還源(序)(禅の古典)」について前回読んでくださっていいねをくれた方ありがとうございました。書き手ひとりが翻訳してるだけと思ってたところに、読み手がいたのでまた書いたもの投稿します。前回の入鄽垂手の前段にあたる「返本還源(へんぽんげんげん)」です。序と頌のうちから序を訳しました。返本還源(序)本来清浄 不受一塵本来清浄にして、一塵(いちじん)を受けず。 本来の清ら
2024年6月1日 22:43
十牛図の第十図を「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」と言います。以下はこの入鄽垂手の書き下し文と、その意訳です。十牛図はいずれの図も、序(じょ)と頌(じゅ)の二段構成です。そのうちの序のみを訳しました。そこでここに残します。入鄽垂手 序柴門(さいもん)独り掩(おお)うて、千聖も知らず。 玄関の柴の門を閉じた人のように、この世のどんな"聖"も知らない人がいる。爺に逢うては爺相応、婆に逢